一人暮らしの部屋干しは「湿気がやばい」「臭くなる」「乾かない」などの悩みを抱える方が多くいます。
実際に筆者も初めはよく分かっておらず、適当に部屋干しをした結果、壁や家具にカビが生えたことも。
しかしデメリットをうまく解消すれば、部屋干しは外干しよりも快適な面が多くあります。
この記事では、一人暮らしの正しい部屋干し方法や、部屋干しはどれくらいで乾くのか、また効果的なスペース確保のコツなどを詳しく解説します。
この記事を書いた人

- 一人暮らし歴23年
- 家電レンタル8社利用経験あり
- 家電関連記事を200本以上執筆
- 実体験ベースで丁寧に解説
部屋干しのコツをマスターすればメリットがたくさん

部屋干しでは、下記のようなデメリットが考えられます。
デメリット
- 室内は無風なので乾くまでに時間がかかる
- 乾燥に時間がかかると、生乾きのニオイが発生しやすい
- 室内に洗濯物を干すスペースが必要
- 湿度が上がるとカビやダニが繁殖しやすくなる
しかし部屋干しには、外干しにはないあらゆるメリットがあります。
メリット
- 紫外線による変色や傷みなどのダメージを防げる
- 花粉、排気ガス、PM2.5などが付着しない
- 途中で雨が降ってきても取り込む必要がない
- 強風で飛ばされる心配をしなくて済む
- 夕方から洗濯して、干す時間が夜中になっても問題ない
- 女性の場合、盗難や生活リズムを知られるなどのリスクを避けられる
仕事から帰ってきて洗濯をする場合、夜中の外干しは難しいですよね…。
生乾きなどになりやすい部屋干しですが、デメリットを解消すれば外干しより優れた点がたくさんあります。
また、梅雨の時期はどうしても部屋干しが多くなるので、コツを知っておいて損はありません。
快適な環境で住み続けるためにも、正しい部屋干し方法を理解しておきましょう。
【一人暮らし20年以上の経験談】部屋干しで失敗&後悔したこと

筆者が初めて一人暮らしをした部屋は、外に干すスペースがありませんでした。
家賃が安いワンルームでスペースが狭く、開放できる窓は1ヶ所だけ。
必然的に洗濯物は部屋干しになり、たまにコインランドリーも利用していました。
初めての一人暮らしで、洗濯して干すことの要領もよく分かっていない状態でした。
そんな環境の中で、筆者が経験した部屋干しの失敗は下記の通りです。
部屋干しの失敗経験
- 窓が1つしかないのに、湿気対策が不十分で家具にカビが生えた
- 部屋に友達を入れたとき「カビの臭いがする」と言われ、自分では気付かなかった
- 干すスペースが狭く洗濯物を重ねて干していたら、乾きが悪く生乾き臭が付いた
- 一度にたくさんの洗濯物を部屋干ししたら、室内の湿度が上がりすぎて気持ち悪くなった
何も考えず湿気対策もせず部屋干しをしていて、気付いたらカビや生乾きの臭いが発生していました。
部屋の掃除を適度にしていたわけでもなく、カビに気付いたときは大掃除レベルでの対処が必要に。
そもそも、家具にカビが生えるという認識すらありませんでした…。
ただでさえ風通しが良くないアパートのワンルームで、部屋干しでは湿気が溜まりやすく、乾かないのは日常茶飯事でした。
当時は浴室乾燥機で洗濯物を乾かせることも知らず、どれだけの物を無駄にカビさせてしまったのかと後悔しています。
一人暮らしの部屋干しで活躍!サーキュレーターや扇風機

洗濯物は5時間以内に乾かさないと、菌が増殖し生乾きを引き起こしやすくなります。
しかし実際は、スペースや環境の都合により「一人暮らしで部屋干しが乾かない」と悩む方が多くいます。
そんな悩みを解決してくれるのが、サーキュレーターや扇風機。効果やそれぞれの違いについて見ていきましょう。
部屋干しは実際どのくらいで乾く?
部屋干しで洗濯物が乾く時間は、気温や湿度によって異なりますが、大まかな目安は下記の通りです。
| 外干し | 部屋干し | |
| 春/秋 | 約5時間 | 約10時間 |
| 夏 | 約2~3時間 | 約4~6時間 |
| 冬 | 約6時間 | 約12時間 |
春/秋や夏であれば、朝7~8時頃に外干しすれば正午~14時くらいには乾きます。
しかし部屋干しの場合は、日差しや風を受けず水分が蒸発しにくいため、外干しの倍ほどの時間がかかることも。
特に気温が低くなる冬は、晴れている日の外干しでも洗濯物は乾きにくくなります。
冬場は洗濯物が厚手になるので、部屋干しだとなおさら乾くのに時間がかかりますね。
部屋干しを2時間以上短縮するための条件
ポイントを押さえれば、部屋干しの乾燥時間を2時間以上短縮することも可能です。
効率的な部屋干しのポイント
- 部屋全体の空気を循環させる
- 洗濯物に風を当てる
- 室内を適度な温度・湿度に保つ
これらの条件を手っ取り早く満たすのに便利なのが、サーキュレーターや扇風機です。風で空気を循環させると、湿った空気が拡散されやすくなります。
また洗濯物に風を当てることで、そのまま干した場合に比べ乾燥時間を2~3時間以上短縮できます。
扇風機の風を洗濯物に当てた場合は、当てない場合に比べ、「速乾シャツ」「綿シャツ」「トレーナー」の乾燥時間が早くなった。乾燥度合(洗濯物に残った水の割合)が1.0%未満になるまでの乾燥時間は「速乾シャツ」では1.5~2.5時間、「綿シャツ」では2~3時間以上早くなった。
引用元:兵庫県立生活科学研究所

サーキュレーターと扇風機のどっちを使うべき?
効率的な部屋干しの方法として、サーキュレーターの使用がよくおすすめされています。
しかし、扇風機があれば十分なのでは?と思いますよね。それぞれの特徴や違いを見てみましょう。
サーキュレーターと扇風機の違い
| 項目 | サーキュレーター | 扇風機 |
| 使用目的 | 空気の循環に特化 | 人に風を当てる |
| 風の特徴 | 直進的で強い風を遠くまで | 穏やかな風を広範囲に |
| 使用時期 | 1年中 | 主に夏場 |
| 設置場所 | 棚や机にも置ける | 床置きが基本 |
| 稼働音 | やや大きい | 小さい |
サーキュレーター

サーキュレーターは、床から天井まで効率よく空気を循環させるため、部屋干しにとても効果的です。
冷房や暖房と併用すれば室内の温度にムラがなくなるので、1年を通して活躍します。
扇風機に比べコンパクトでデザイン性に富んでおり、インテリアとしても優秀。
ただし、稼働音が大きくなりがちな点はデメリットです。
最近は稼働音を抑えたタイプも販売されています。
サーキュレーターがおすすめの人
- 部屋干しの乾燥時間をより短縮したい
- 季節に関わらず室温を快適に保ちたい
- 設置スペースにあまり余裕がない
扇風機

扇風機の風は人が涼むことを目的としているので、サーキュレーターほどの空気循環機能は備えていません。
しかし効率的な部屋干しという点では、扇風機の風でも十分な効果を発揮します。
また扇風機は、サーキュレーターに比べ静音性が高いのも利点です。
扇風機がおすすめの人
- 部屋干しのスピードはそこまでこだわらない
- 就寝中の部屋干しに使いたい
- エアコンよりも扇風機を使う頻度が多い
一人暮らしの部屋干し対策は除湿機がおすすめ!

一人暮らしで手っ取り早く部屋干し対策をしたいなら、筆者は除湿機を強くおすすめします。
今ではもう除湿機が手放せません。
除湿機が1台あれば快適&安心
除湿機のメリット
- 部屋干しで乾くスピードが格段に速い
- 部屋干しの湿気やカビを簡単に防げる
- 雨の日続きでも部屋干しが快適
- 梅雨~夏場は肌感・髪のまとまり・寝苦しさを解消
筆者は部屋干しのために除湿機を1台持っています。
サーキュレーターや扇風機がなくても除湿機が1台あれば、雨の日でも洗濯物は2~3時間程度でパリパリに乾きます。
除湿機とサーキュレーター・扇風機を併用すれば、乾燥時間をさらに短縮可能!
梅雨の時期以外でも雨が続く日はありますし、除湿機があるだけで快適さや安心感が段違いです。
購入費用がかかったり置くスペースが必要だったりしますが、一人暮らしでは除湿機を持っておいて損はありません。

▶「一人暮らしで除湿機が必要かどうか」は、こちらの記事で詳しく解説しています。
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一人暮らしで除湿機は必要か、20年経験者の後悔を基に解説
購入するか迷うならレンタルで試すのもアリ
除湿機は決して安くないので、買ってから「思っていた感じと違った」「やっぱり不要だった」と後悔するのは避けたいですよね。
そんなときは、まずレンタルで性能や操作性を格安で試してみる方法もあります。
使ってみて必要ないと思ったら返却すれば済みますし、気に入ったら割引価格でそのまま購入できるサービスもあります。


家電レンタルとは

除湿機の種類
| コンプレッサー式 (夏の使用向き) |