ふるさと納税が冷凍庫に入らない！レンタルでスッキリ解決

ふるさと納税が一度に届きすぎて、冷凍庫がパンパンで入りきらない

ふるさと納税で届いた肉や魚が、普通の冷凍庫では入らないサイズだった

結論、ふるさと納税で届く冷凍返礼品に悩む人には、短期の冷凍庫レンタルが最も現実的な解決策です。

忙しい年末などに届く時期が重なると、整理する余裕もありませんよね。

そんなとき、一時的に冷凍スペースの容量を増やすだけで、返礼品をムダにすることなく快適に楽しめます。

この記事では、ふるさと納税で冷凍庫の余裕がない人に向けて、冷凍庫レンタルのメリット・デメリットやおすすめサービスを紹介します。

買うより合理的！必要な時だけ増設できる冷凍庫レンタル

レンタルと購入の比較一覧

まずは、冷凍庫のレンタルと購入ではどのように違うのか、項目別に見てみましょう。

項目	レンタル	購入
初期費用	770円～数千円でスタート可（往復送料込みサービスも多い）	本体価格2〜8万円前後の一括支払いが必要
コスパ	短期ならコスパ良好、長期（1年以上）は割高	長期的にはコスパが良い
自由度	数日～必要な期間だけ使え延長も可能	半永久的に使えるが買い替え時は再投資
お試し	実際に使って容量や性能を確認できる	実際に使って合わなくても返品が難しい
衛生面	多くは中古品だが新品指定も可能	完全な新品を入手できる
故障時	過失なしなら無償対応（サービス毎に異なる）	保証期間を過ぎると修理費は自己負担
処分時	不要になったら返却するだけ	リサイクル・粗大ゴミ料金や手配が必要
目的	一時的に容量を増やしたい、購入前に試したい	長く使う予定があり、設置スペースも確保できる

レンタルのメリット

導入コストを抑えられる

冷凍庫の販売価格は小型でも2万円はしますが、例えば冷凍庫レンタル.comなら月770円から気軽に利用できます。

▶冷凍庫レンタル.comの利用体験レビューを見てみる

また、自分では購入を決意しにくい高性能タイプでも、リーズナブルなレンタルなら導入しやすい点も魅力。

すぐに使えて不要になったら返却できる

ふるさと納税をはじめ、冷凍スペースを急ぎで増やしたいとき、レンタルなら早ければ翌日～2日後には届いてすぐ使えます。

さらに、必要な期間やシーズンが終了したら返却すればいいので、あとで保管場所に悩むこともありません。

面倒な処分の手間が不要

家電リサイクル法の対象である冷凍庫は、処分するでも数千円＋運搬手配が必要です。

家電リサイクル法対象の4品目（テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機）は、製造メーカーごとにリサイクル料金や回収方法が異なるため、確認が必要です。

その点レンタルなら、契約終了後は回収してもらえるため、自分で処分する手間や費用がかかりません。

サイズや性能を確認してから購入の検討もできる

筆者が冷凍庫をレンタルしたとき、想像よりもサイズが大きく感じました。

実際に自分の環境で2台目の冷凍庫を使ってみると、サイズ・収納力・性能などをリアルに確認できます。

そのため、セカンド冷凍庫の購入を考えている場合、まず格安のレンタルで性能を試す使い方もアリですね。

関連記事セカンド冷凍庫を買って後悔？デメリットはレンタルで試せます

故障時も安心の対応がある

冷凍庫をレンタル中に万が一故障すると、食品をダメにしてしまう恐れがあります。

しかしレンタルサービスでは、過失のない故障は無料で対応してもらえるケースが多いため、安心して利用可能です。

レンタルの注意点

中古品が多い

家電レンタルは、基本的に中古品がメインです。

ただし、中古品と新品を選べるサービスもありますし、中古品でもメンテナンスを徹底しています。

実際に筆者がレンタルした中古の冷凍庫（下記画像）は、外装も内装も新品同様の品質でした。

サイズに注意

冷凍庫は30L程度のコンパクトモデルでも、幅や高さが50cmほどあります。

「30L・60L・100L」と並んでいると30Lは小型に見えますが、実際に設置すると思ったより圧迫感を覚えることも。

コンパクトモデルを選ぶ場合でも、部屋に無理なく置けるサイズかチェックしておきましょう。

人気機種や時期によっては発送が遅れる

人気の最新モデルや、需要が高まる夏・年末などの時期は、予約が埋まっており発送が遅れる場合もあります。

在庫や機種の取扱数はサービスによって異なるため、複数のサービスを比較しながら早めに決めましょう。

長期利用は購入より割高になる場合も

月額3,000円の冷凍庫を2年間レンタルすると72,000円の出費になるので、新品購入の方が安くなりお得かもしれません。

レンタル期間が2～3ヶ月～半年程度であれば割安で利用しやすいですが、1年以上使う予定がある場合は購入も検討しましょう。

▶「家電レンタルより買った方が安いケース」は、こちらの記事で詳しく解説しています。

あわせて読みたい

家電レンタルより買った方が安いケースとは？価格を徹底比較

冷凍庫レンタルのおすすめサービス5社を比較

スクロールできます→

サービス	おすすめの人	最安料金	最低利用 期間	縛り期間	最短 受取日	レンタル 後に購入	配送料	故障等の対応	対応エリア	リンク
冷凍庫レンタル.com 冷凍庫専門のレンタル	初期費用をなるべく抑えたい	770円	1ヶ月	1ヶ月	5日後	-	無料	過失有りは利用者が修理費負担	全国	公式サイト
レンティオ 月間利用者15万人以上	最新商品を手軽に試したい	1,800円	7泊8日	月額は 3ヶ月	翌日		無料	過失無しは無償	全国	公式サイト
かして!どっとこむ 業界最大級の品揃え	短期より長期利用したい	11,550円	30日	30日	4日後		無料	無料で修理・交換	全国	公式サイト
kikito ドコモ運営のサービス	急ぎで借りたい家電がある	2,200円	30日	月額は 3ヶ月	翌日		無料	過失の破損でも原則負担なし	全国	公式サイト
ラクリアーズ 全てのレンタル品が新品	清潔な新品にこだわりたい	2,730円	1年	1年	1週間		無料	原則弁償代金負担無し	福岡,山口,広島,島根,鳥取,岡山,兵庫,大阪,京都,奈良,愛媛,香川,東京,千葉,神奈川,埼玉	公式サイト

冷凍庫レンタル.com月額770円からレンタルできる

最安料金	770円
最低利用期間	1ヶ月
縛り期間	1ヶ月
最短受取日	注文から5日後
レンタル品の購入	-
配送料	無料
故障等の対応	過失有りは利用者が修理費負担
対応可能エリア	全国
おすすめの人	初期費用をなるべく抑えたい
公式サイト	https://www.freezer-rental.com/

容量	料金	目安
33L	770円/月	・アイスクリーム約39個 ・冷凍食品約16個
60L	880円/月	日常使いにあったら便利
100L	990円/月	・アイスクリーム約111個 ・冷凍食品約52個
175L	1,980円/月	・大容量7段タイプ ・冷凍宅配弁当約50食
195L	7,700円/月	保管しておきたいあれこれがたっぷり入る

冷凍庫を1ヶ月770円からレンタルでき、短期利用も長期利用も対応可能です。

小型の33Lから大容量の195Lまでそろっているので、一人暮らしから共働き・家族世帯まで誰でも手軽にレンタルできます。

筆者も実際に利用しましたが、注文～受取までがシンプルで初心者でも使いやすいサービスでした。

送料・手数料・設置料の負担はなく、また通常使用内の故障・破損であれば無料対応。

商品を受け取れるのは注文から最短5日後なので、ある程度余裕を持って申し込むといいでしょう。

※「本当に月770円でレンタルできるの？実際は別料金がかかるんじゃない？」と不安な方は、筆者の利用体験レビューをご参照ください。

▶冷凍庫レンタル.comの利用体験レビュー

Rentio（レンティオ）取扱数多・コスパ良・短期などサービスが豊富！

最安料金	1,800円
最低利用期間	7泊8日
縛り期間	月額は3ヶ月
最短受取日	注文の翌日
レンタル品の購入
配送料	無料
故障等の対応	①過失なし：費用請求ゼロ ②過失あり：最大2,000円までの費用負担
対応可能エリア	全国
おすすめの人	最新商品を手軽に試したい
公式サイト	https://www.rentio.jp/

容量	月額制料金	ワンタイム料金
32L	初月0円 （以降1,800円/月）	7泊8日 7,280円
61L	初月1,600円 （以降3,600円/月）	7泊8日 12,380円
72L	初月4,000円 （以降6,000円/月）	-
107L	2,200円	-
134L	3,700円	-
161L	5,800円	-

レンティオは月間で6,720種以上の商品数を誇り、冷凍庫は32Lから280Lまで幅広くラインナップ。

冷凍庫レンタルは月額制が多いものの、7泊8日の短期レンタルが可能なモデルも提供しています。

多くのレンタル品はそのまま買い取りもできるため、使い心地がよければ返却せず使い続けることも可能です。

▶レンティオの利用体験レビューを見てみる

かして！どっとこむ業界最大級の品揃え&格安価格

最安料金	11,550円
最低利用期間	30日
縛り期間	30日
最短受取日	注文から4日後
レンタル品の購入
配送料	全国無料（離島・一部山間部エリアを除く） ※利用金額合計が4,400円以上の場合が対象。4,400円未満の場合は送料1,100円。
故障等の対応	無料で修理・交換
対応可能エリア	全国
おすすめの人	短期より長期利用したい
公式サイト	https://www.kasite.com/

容量	中古	新品
60L	■30日11,550円 ■90日13,530円 ■半年15,400円 ■1年19,360円	■30日16,940円 ■90日19,360円 ■半年21,780円 ■1年24,200円
100L	■30日16,280円 ■90日18,920円 ■半年21,670円 ■1年27,060円	■30日26,950円 ■90日30,800円 ■半年34,650円 ■1年38,500円
138L	■30日22,000円 ■90日25,740円 ■半年29,370円 ■1年36,740円	■30日32,120円 ■90日36,740円 ■半年41,360円 ■1年45,980円
153L	■30日25,140円 ■90日29,590円 ■半年33,880円 ■1年42,350円	■30日37,070円 ■90日42,350円 ■半年47,630円 ■1年52,910円

かして！どっとこむは、短期よりも半年～1年以上など長期でレンタルしたい人向けです。

60L～153Lの冷凍庫がそろっており、中古/新品から選べる&どの商品も30日からレンタルできるのが特徴。

また、利用開始後に有料でサイズ変更もできるので、より納得してレンタルを利用できます。

▶かして！どっとこむの利用体験レビューを見てみる

kikitoドコモの家電レンタル・サブスク

最安料金	2,200円
最低利用期間	30日
縛り期間	6ヶ月
最短受取日	注文の翌日
レンタル品の購入
配送料	無料
故障等の対応	過失の破損でも原則負担なし
対応可能エリア	全国
おすすめの人	急ぎで借りたい家電がある
公式サイト	https://rental.kikito.docomo.ne.jp/

容量	料金
31L	月額2,200円 （最低利用期間6ヶ月）

kikitoはドコモ運営のサービスで、レンタルを利用するとdポイントがもらえます。（dポイントはドコモユーザー以外も使用可能）

正午12時までの注文で、最短で翌日AMに商品を受け取れるところが魅力的。

さらに、配送時間帯も5パターンから指定可能なので、予定に合わせて受け取れます。

また、他サービスと異なる点として「過失による破損でも原則修理費用負担なし」が挙げられます。

▶kikitoの利用体験レビューを見てみる

ラクリアーズすべて新品で生活に彩りと豊かさを

最安料金	2,730円
最低利用期間	1年
縛り期間	1年
最短受取日	注文から1週間
レンタル品の購入
配送料	無料
故障等の対応	原則弁償代金負担無し
対応可能エリア	福岡県、山口県、広島県、島根県、鳥取県、岡山県、兵庫県、大阪府、京都府、奈良県、愛媛県、香川県、東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県
おすすめの人	清潔な新品にこだわりたい
公式サイト	https://racleaas.com/

容量	料金
60L	■1年契約 2,730円/月 ■2年契約 1,610円/月 ■3年契約 1,240円/月 ■4年契約 1,050円/月
121L	■1年契約 4,630円/月 ■2年契約 2,740円/月 ■3年契約 2,100円/月 ■4年契約 1,790円/月
135L	■1年契約 5,440円/月 ■2年契約 3,210円/月 ■3年契約 2,470円/月 ■4年契約 2,100円/月

レンタル品すべてを新品で利用できるラクリアーズ。

月額レンタルで冷凍庫を使えるものの、最低1年の利用契約が必要なため、ご注意ください。

2年・3年と長期利用するほど、月額料金が安くなります。

冷凍庫広め冷蔵庫もいくつか取り扱っているので、購入を考えている方は新品で試してみて、そのまま買う選択肢もひとつです。

「ふるさと納税＋レンタル活用」の実例

妹も今年からふるさと納税始めたからすごい量。冷凍庫レンタルしてほんと良かった。

月900円で冷凍庫借りてみた。冷凍弁当・冷凍食品・ふるさと納税で冷凍庫パンパンになるから便利。

ふるさと納税を1日に頼みすぎて、小型冷凍庫を急遽レンタル。

ふるさと納税の品物が続々届くけど、消費しきれないので冷凍庫をレンタル。

次回の「入らない」を防ぐ！ふるさと納税の上手な頼み方

ふるさと納税を快適に続けるには「届いた返礼品が冷凍庫に入らない」を防ぐ工夫が欠かせません。

冷凍庫の容量を意識した選び方や、発送時期を分散させる工夫を取り入れるだけで、ストレスは一気に減ります。

冷凍庫容量を意識した選び方（量・形状・梱包サイズの見方）

まずは現在の冷凍庫の容量を確認し、世帯の人数と食材の種類に合わせて寄付量を決めましょう。

目安は下記を参考にしてください。

食材の種類	1kgあたりの 目安スペース	保存のポイント
牛・豚・鶏肉	約3L	トレーを外し平らにして保存
魚介類（切り身）	約2L	真空パックは重ねず立てて保存
カニ・エビ類	約4L	殻付きは場所を取るため要注意
冷凍スイーツ	約3L	箱ごと届くため高さを確認

なお、見落としがちなのが梱包の形状と厚みです。

「1kg」と書かれていても、トレー入りの肉や箱入りスイーツはかさばります。

容量・形状・梱包サイズの3点を確認してから申し込みましょう。

配送時期を分散できる定期便や発送時期指定を活用

配送時期を分散できる「定期便」「発送時期指定」などの仕組みで選ぶと、返礼品を計画的に受け取れます。

また、申し込み時に「発送目安：1〜2ヶ月」などの記載を確認しましょう。

年末は申し込みが集中し、想定より早く届くケースもあるため、余裕を持ってスケジュールを組むとスムーズです。

レビューや写真でサイズ感を把握するコツ

自治体の公式説明だけでなく、利用者が投稿した実物写真などを確認する習慣を持つと、失敗が格段に減ります。

SNSや口コミサイトでは、返礼品が届いた瞬間の写真が投稿されている場合も多く、公式よりリアルな情報源になります。

また、家族構成や冷凍庫容量をコメントしている投稿もあるため、自分の環境に近い人のレビューを参考にすると判断しやすいでしょう。

常温・冷蔵・あとから選べる返礼品でリスク分散

常温や冷蔵タイプの返礼品を組み合わせると、冷凍庫の容量オーバーを避けられます。

特に、保存期間が長い常温品や「あとから選べる」返礼品を選ぶと、受け取り時期を柔軟に調整可能。

おすすめの組み合わせ例

冷凍	肉・魚・スイーツ（保存中心）
冷蔵	ハム・チーズ・総菜系
常温	米・調味料・飲料・お菓子

さらに便利なのが「あとから選べるふるさと納税」です。

申し込み時点で寄付金額だけ決め、後日オンラインで返礼品を選択できるので、冷凍庫の空き具合を見てから選べる点が大きなメリット。

「年末に届きすぎた」「消費が追いつかない」などのトラブルを防げます。

冷凍庫をスッキリ使う収納・整理術

ふるさと納税の返礼品を効率よく保存するには、冷凍庫内の整理が欠かせません。

限られたスペースでも収納方法を工夫すれば、見やすく・取り出しやすくなります。

スタッキング・立て収納・ラベル管理で「見える冷凍庫」に

収納を「上から見る」ではなく「立てて並べて見る」意識に変えると、冷凍庫が見違えるほど使いやすくなります。

さらに、冷凍庫の「見える化」にはエリア管理が効果的。

上段に使いかけ、下段にストックといった位置ルールを決めておくと、在庫が一目でわかります。

ラベルはマスキングテープや防水シールを使うと、はがしやすく再利用も簡単です。

トレーやボックスでカテゴリー分け（肉・魚・スイーツなど）

食品をジャンルごとにまとめることで、探す手間と開閉時間を減らせます。

カテゴリー	収納内容	保存のコツ
肉類	牛・豚・鶏・加工肉	トレーを外して平らに冷凍
魚介類	切り身・エビ・カニ	立て収納で取り出しやすく
スイーツ	アイス・冷凍ケーキ	高さを揃えてスタッキング
野菜・惣菜	冷凍野菜・揚げ物	調理済み品は上段に配置
ストック食品	パン・ご飯・餃子	同じ形の容器で揃える

100円ショップやホームセンターで売られている浅型ボックスを使えば、引き出しのようにスライドして取り出せます。

特に、深めの冷凍庫では下層の取り残しが起きやすいため、仕切りを作ると取り出しがスムーズ。

ふるさと納税品をムダなく使い切る、冷凍調理の工夫

「下ごしらえをしてから冷凍」するだけで、保存効率も味の再現性も大きく変わります。

また、調理済みの状態で冷凍しておけば、時間がない日でも電子レンジだけで主菜が完成します。

食材を「届いたらすぐ調理・小分け・冷凍」の流れに変えると、返礼品をムダなく最後まで楽しめるでしょう。

よくある質問Q&A集

まとめ

ふるさと納税を賢く楽しむには、冷凍庫の使い方を少し工夫するだけで十分。

レンタル冷凍庫を活用すれば、届いた返礼品を無理なく保管し、食材を最後までおいしく味わえます。

年末のピークを迎える前に、冷凍庫の整理と容量チェックを進めておき、ふるさと納税をもっと快適に楽しんでください。