初めての一人暮らしでは、部屋探し・生活費のやりくり・家電選びなど失敗したくないですよね。
しかし実際は、一人暮らしを始めてから「無駄だった」と気付く意外な盲点が数多くあります。
この記事では、一人暮らし20年以上の筆者の失敗談を基にした、妥協してはいけないポイントを詳しく紹介します。
一人暮らしで気をつけることは、男性・女性や学生・社会人など問わず共通した点が多いので、ぜひ参考にしてください。
一人暮らしの新生活で強い味方となる「家電レンタル」の活用法についても解説します!
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この記事を書いた人

- 一人暮らし歴23年
- 家電レンタル7社利用経験あり
- 家電関連記事を100本以上執筆
- 実体験ベースで丁寧に解説
一人暮らしでよくある失敗と後悔する理由
一人暮らしの失敗には、主に4つの共通点があります。
よくある後悔ポイント
| ①初期費用の無駄使い | ・家具家電を勢いでまとめ買い ・使わない家電が増えて損をする ・あとで「安いので良かった…」となりがち 原因生活してみないと必要か不要か分からない |
| ②部屋選びの情報不足 | ・日当たりや湿気が予想と違う ・騒音が多い ・駅から遠くて後悔 原因下見の時間帯が限られている/環境変化を予測できない |
| ③家具家電の選定ミス | ・冷蔵庫が大きすぎて圧迫感がある ・洗濯機が小さすぎて(大きすぎて)不便 ・ベッドが部屋に対して大きすぎる 原因実際に使う生活動線をイメージできない |
| ④慣れない生活リズム | ・自炊するつもりが続かない ・洗濯のタイミングがつかめない ・最適な家電が分からない 原因生活を続けてみないと見えない部分が多い |
こうした失敗の多くは「買う前に試せない」ことが原因で起こります。
そのため、まずはレンタルで生活に合うか試してみる>>ことが、後悔を防ぐ有効な対策になります。
一人暮らしの失敗談①部屋選び・物件情報

一人暮らしの部屋探しは注意点がたくさんあるので、部屋選びの失敗談を多めに紹介します。
立地
- 駅から徒歩10分のはずが、踏切・信号待ち・坂があり実際はもっとかかった
- 都内は電車の本数が多いと知らず、線路近くの物件で騒音がうるさかった
- スーパーよりコンビニが近い方が便利そうと決めたが、コンビニは出費が多くなり後悔した
- 都心部のスーパーは深夜まで営業していると思ったが、そもそもスーパーが少なかった
- 閑静な住宅街で安心していたものの、夜は街灯が少なく死角になる場所も多く、歩くのが怖くなった
- 学生街で便利そうと思ったが、居酒屋が夜遅くまで営業していて騒がしい
- 内見は車で行って決めたが、住み始めたら治安が悪く、毎日パトカーや救急車の音がうるさいことに気付けなかった
ココがポイント

内見は家族や友人と一緒に行くと、自分が気付けない不便な箇所など気付いてもらいやすいですよ。
鍵
- 鍵をなくしてしまい、真夜中に管理人を起こし開けてもらった
- ドアの外側に鍵を差し込んだまま一晩を過ごした
- たまたま鍵をかけ忘れたとき、隣人が間違えて部屋に入ってきた
- オートロックなのに、鍵を忘れたままゴミ出しに行き、部屋に入れなくなった
- エントランスまで開けに行くタイプのオートロックで、友達や配達業者が来るたびに対処するのが面倒
- オートロックは不要と思っていたが、訪問販売が多くやはり必要だと感じた
ココがポイント
部屋の設備
- リフォームされた部屋できれいな内装だったが、住み始めたらトイレや洗面所で水漏れが発生した
- 契約アンペアをよく確認しておらず、エアコンとドライヤーを同時に使ったらブレーカーが落ちた
- 引っ越しを急いでおり、収納が無い部屋でも構わないと思ったものの、年々荷物が増えて収納スペースに困った
- 下見のときは気付かなかったが、生活を始めたら浴室の排水溝から異臭が出ていて、自分では対処できなかった
- ロフト付きでワクワクしたけど「夏は暑すぎる」「掃除が面倒」「エアコンが効きにくい」など不便だった
- エアコン付きで安心していたが、古いタイプで異臭混じりの風が出てきた
ココがポイント
筆者が住んでいた物件で水道の水が止まらなくなったとき、大家さんに連絡したらその日にすぐ業者を呼んで対処してくれました。
家賃
- 敷金・礼金・保証金・仲介手数料・管理費などの費用を計算していなかった
- 手頃な家賃を見てすぐに決めたが、あとで調べたら同じ家賃でもっといい条件の物件があった
- 駅近と家賃の安さで物件を決めたら、日当たりが悪い環境だった
- セキュリティ面を重視し家賃が高めの物件を選んだが、多忙で部屋にいる時間が少ないので、もっと安い物件でもよかった
- 新築にこだわり高めの家賃でも妥協したが、光熱費が思ったより高くつき結局引っ越す羽目に
ココがポイント
家賃1ヶ月分程度の更新料(2年ごとが多い)も、意外と負担になるんですよね…。
物件関連のポイントまとめ
- 物件を決めるまえに現地周辺を歩いてみる
- 鍵は室内の定位置に置いて管理する
- 築年数が古い場合はメンテナンス体制が整っているか確認する
- 家賃だけでなく初期費用や共益費・水道光熱費も考慮する
一人暮らしの失敗談②生活関連

一人暮らしを始めるにあたり「ここは妥協してはいけない!」と考えるポイントも、それぞれあるかと思います。
しかし実際に生活してみると、意外に不要だったと分かるケースも少なくありません。
通勤・通学
- 2駅利用可能となっていたが、どちらも徒歩20分かかり通勤に苦労した
- 電車で座りたかったので始発駅近くに住んだが、通勤時間が長く早起きも面倒
- 憧れのターミナル駅近くで部屋を借りたものの、乗り換えが多く遅延に巻き込まれやすい
- アパートの目の前にバス停があるのに、本数が少なく時間通りに来ないこともある
- 終電が思ったより早く、遅くまで残業する日はタクシーを利用しないと帰れない
ココがポイント

筆者は電車通勤で1回乗り換えていたとき、2つの路線のどちらも遅延が多かったので、早めに家を出ていました…。
食事・自炊
- 食材の分量が分からず作りすぎてしまい、1週間ずっと同じものを食べた
- 特売でつい食品を買い過ぎてしまうが、結局腐らせることが多い
- 普通サイズの調味料を買ったが、あまり使わないまま賞味期限が切れていた
- 好きなものばかり食べてしまい太った
- 自炊を始めようと調理器具を揃えたものの、仕事が忙しく外食ばかりになりほとんど使わなかった
- キッチンが狭くまな板を置けるスペースもなく、結局自炊が面倒になり外食ばかりになった
ココがポイント
洗濯
- 一人暮らしを始めた頃、しばらく柔軟剤で洗濯していた
- 洗濯機を回したあと干し忘れ、再度洗濯し直した
- 外干しが禁止と知らず、浴室乾燥機を頻繁に使うことになり、光熱費が高くついた
- 雨の日が続き洗濯物をしっかり乾かせず、着ていくものがなくなった
- ベランダで洗濯物を干していたら、強風で隣の敷地内に飛ばされてしまった
ココがポイント
関連記事一人暮らしの部屋干しは工夫しないと乾かない!失敗から得たコツ
トイレ・ガス・水道
- 引っ越し初日にトイレを使おうとしたら、トイレットペーパーがなく焦った
- ユニットバスなので、友人や恋人を部屋に呼びにくい
- ガス風呂を空焚きしてしまい死にそうになった
- ガス警報器に殺虫剤をかけてしまい警報が鳴り、ガスが止まってしまった
- 風呂に水を溜めようとしたが止め忘れてしまい、水が部屋まであふれた
- 水道の故障で水が止まらなくなり、元栓の場所が分からずしばらく放置した
ココがポイント
集合住宅の場合、元栓は敷地内や共用スペース(廊下・駐輪場等)のメーターボックス内にあります。いざというときのために場所を確認しておきましょう。

日当たり・風通し
- 日当たりが悪くクローゼットや靴箱にカビが生えてしまい、衣類や靴の破棄を余儀なくされた
- 日当たりがよい物件だったのに、アパート前に高層マンションが建ち、日が当たらなくなった
- 防犯面を重視し窓なしの浴室を選んだが、換気扇だけではカビ防止に不十分だった
- 1階の部屋で地面から湿気を取り込みやすく、梅雨~夏の時期になるとカビが生えやすくなった
- 風通しが悪く、シンクに放置していた生ゴミのニオイが部屋中に充満した
ココがポイント
日中は忙しくほとんど家にいないからと、日当たりは気にしない方もいますね。
生活関連のポイントまとめ
- 通勤通学の電車に乗り混み具合や乗り換えを確認しておく
- 一人暮らしで乱れがちな食生活に注意する
- 部屋干しの湿気対策や窓の数をチェックしておく
- 引っ越し前に水道やガスの開栓手続きを済ませる
一人暮らしの失敗談③家具・家電・インターネット環境

家具や家電は高価なので、なるべく購入に失敗したくないですよね。
またパソコンを頻繁に使う方は、インターネット環境もチェックしておきましょう。
家具
- 机や本棚のサイズが意外に大きく、部屋のスペースが限られてしまった
- くつろぎたい時や来客時のために大きめのソファーを買ったが、部屋が狭くなるデメリットの方が大きかった
- マットレスを畳むのが面倒でカビが生えてしまったので、下に空間があるベッドを置けばよかった
- 家具家電付きの部屋にしたが、不要なものや使い勝手が良くないものもあり、家賃に見合わなかった
家電
- 店で一番安い冷蔵庫を選んだが、狭いスペースで物がすぐいっぱいになり、なかなか冷えなかった
- 冷凍庫のドアが半開きのまま出勤し、アイスや冷凍食品が全滅した
- オーブン機能付き電子レンジを買ったが、電気代がとても高く場所も取るため、ワンルームには不向きだった
- 掃除機を買ったものの、壁が薄く騒音の苦情が来るので、クイックルワイパーを使うようになった
ココがポイント

筆者はスペースを有効活用するため折りたたみ式ベッドを購入しましたが、出し入れが面倒になり結局開きっぱなしです…。
関連記事一人暮らしでドラム式洗濯機はいらない?経験者が後悔を語る
関連記事一人暮らしでテレビはいらない?20年の経験による判断基準
洗濯機・冷蔵庫・テレビなど一式をそろえると、かなりの費用がかかりますよね。
そんなときは、初期費用を大幅に抑えられる家電レンタルサービスを利用する方法もあります。
かして!どっとこむなら、家電4点セット(冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・液晶テレビ)を1年57,750円、2年73,810円でレンタルできます。
インターネット環境
- 「インターネット完備・無料」の条件だったが、回線速度が非常に遅く一番安いプラン設定になっていた
- 築年数が長い物件で、古い回線しか対応していなかった
- Wi-Fiが設置できない物件だったため、自分でポケットWi-Fiを用意するしかなかった
- アパート内で同じ無料回線を契約しており、他の居住者達が同時に使うと通信速度が遅くなった
ココがポイント
インターネットの契約や手続きをしたあと、実際に利用できるまで1~2週間ほどかかります。引っ越しが決まったら早めに手続きを済ませましょう。
「開通工事が面倒」「業者を部屋に入れたくない」「インターネット利用は最低限」という方は、工事不要でインターネット/Wi-Fiが使えるホームルーターもおすすめです。
利用目的がネットサーフィンや動画視聴程度であれば、ホームルーターでもストレスはほとんどありません。

また、外出先でスマホやパソコンを頻繁に使う人には、ポケット型Wi-Fi(モバイルルーター)が便利。
こちらも工事不要ですぐWi-Fi環境が整います。

ホームルーターやポケット型Wi-Fiを購入し使ってから「やっぱり光回線にすればよかった」と後悔したくない方は、まずレンタルで試すのがおすすめ。
Wifiレンタルどっとこむなら、これらの端末を1日からレンタルで使えます。
関連記事一人暮らしで業者が怖い・家に入れたくない!回避方法を伝授
家具・家電・ネットのポイントまとめ
- 家具家電はライフスタイルに合わせて慎重にそろえる
- 家具家電のサイズを確認しておく
- 初期費用を抑えたいならレンタルも検討する
- インターネットの使用具合に適した物件か確認する
- インターネット使用は最低限なら、工事不要のWi-Fiルーターもアリ
一人暮らしの失敗談④近隣とのトラブル

一人暮らしを始めるにあたり、隣人とのトラブルが起きてしまわないかと不安になりますよね。
ここでは、よくある近隣トラブルの失敗談を紹介します。
- 壁が薄く、生活音が思った以上に隣へ伝わっており、うるさいと叱られた
- 酔って帰ってきたとき、同じドアが並んでいるため、別の部屋に入ってしまった
- 友人と飲んでいて騒ぎすぎてしまい、近隣から苦情がきた
- 深夜に洗濯機を回したら、隣と真下の部屋の住人から苦情が来た
- ゴミの袋をベランダに置いたら、ポストに「異臭がして迷惑」とメモ書きが入っていた
- 隣に外国人が住んでいると聞き気にしていなかったが、深夜や早朝に窓を開けて大音量で音楽を流していた
ココがポイント

物件や地域のルールを守っていれば、近隣とのトラブルに巻き込まれる心配は少なくなりますよ。
関連記事アパートで洗濯機は何時から回せる?一人暮らし20年が解説
一人暮らしの失敗談⑤その他のトラブル

一人暮らしを続けていると、思いもよらないトラブルに見舞われることがあります。
トラブル例を事前に把握し、必要な対策があれば備えておきましょう。
- 寝坊して会社からの電話にも気付かず「事件か!?」と大騒ぎになった
- 連休中にATMが使えず、3日間500円で過ごした
- 家賃の安さで郊外に住んだら、遊べる場所がなく引きこもるようになった
- インフルエンザにかかり誰にも助けてもらえず、食品や日用品の備えもなく地獄だった
- オーダーカーテンで引っ越し当日に間に合わず、夜中に外から丸見えになってしまった
- 浴室をほとんど掃除せずカビがたくさん生えてしまい、退去時にクリーニング代が高くついた
- 救急病院が近いので、いざというときは安心と思っていたが、就寝中でも救急車のサイレンが頻繁に聞こえる
ココがポイント
新生活で失敗しないための家電レンタル活用術

▶家電レンタルのデメリットや利用者の体験談は、こちらの記事で詳しく解説しています。
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家電レンタルのメリット・デメリットを一人暮らし目線で解説
初期費用を大幅に下げられる
冷蔵庫や洗濯機などの大型家電は、ひと通りそろえると10万円以上かかることも珍しくありません。
その点、レンタルなら一括支払いではないため、初期費用を半分以下に抑えられます。
なお、かして!どっとこむの中古家電4点セット(16型テレビ・洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ)を2年間借りると、1日あたりの価格は約87円と圧倒的な安さを誇ります。
生活に合う家電だけを残せる
実際に生活してみなければ分からない点も、レンタルなら購入よりお得に確認できます。
具体例
- 生活に合う容量か
- 部屋に圧迫感が出ないか
- 静音性(深夜や早朝に使えるか)
- 自分のリズムで使いこなせるか
使ってみて合わなかった場合は返却すれば済むので、家電購入による失敗を避けられます。
新生活におすすめの家電レンタルサービス
「家電セット」をレンタルできるサービス
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「ホームルーター/ポケット型Wi-Fi」をレンタルできるサービス
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ホームルーターやポケット型Wi-Fiは「3年利用で端末代0円」などのオプションが付いているものの、縛り期間内に解約すると残り期間分の料金支払いが発生します。
「やっぱり途中で光回線に変えるかも」と不安な方は、まずレンタルで試すのが確実です。


- 1日単位でレンタルできる
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- 利用者数累計2,300万人突破
最短1日からレンタルでき、短期から長期まで必要な期間だけ利用可能で、延長もOK。
本州・四国・九州地方であれば、16時までの注文で最短翌日に届きます。
返却方法は「自宅集荷」「ポスト」「コンビニ」「空港」から選べます。
まとめ
初めての一人暮らしは自由でワクワクする反面、想定外の失敗や後悔がつきもの。
後悔を防ぐためにも、今回紹介した一人暮らし失敗談を参考にして、事前の準備や心構えをしっかり整えておきましょう。