一人暮らしで暖房をつけない過ごし方とは?暖房なしで冬を乗り切るグッズについて、着用型と部屋用をそれぞれ紹介。暖房器具を買わずにレンタルする選択肢や、暖房を使わない人は健康にどんなリスクがあるのかも併せて解説します。

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コラム

一人暮らしで暖房なし・つけないで冬を乗り切る方法&注意点

2025年9月29日

一人しかいないのに、部屋全体を暖める電気代がもったいない…

エアコンを使うと空気が乾燥してのどをやられる

夏の暑さでは冷房を使うけど、寒さは着こめば我慢できそう

このような理由で、冬場の暖房使用をためらってしまう方も多いのではないでしょうか?

できれば暖房に頼らない寒さ対策をしたいですよね。

この記事では「冬のアパート一人暮らしで、暖房を使わずに過ごせる寒さ対策グッズ」に加え「暖房器具を買わずにレンタルする選択肢」についても紹介します。

暖房を使わない場合のリスク&解決方法についても、詳しく解説します!

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暖房なしで冬を乗り切るグッズ【①着用型】

暖房なしで冬を乗り切るグッズ【①着用型】

まずは暖房いらずの部屋着や、手足に着用して温める便利グッズを紹介します。

着る毛布

着る毛布は、毛布の暖かさで防寒しながら、洋服を着ているように動けるのが魅力です。

フード付きであれば、首回りの防寒も可能。

多くの着る毛布は洗濯機で丸洗い可能ですが、気になる方は購入前にチェックしておきましょう。

\肩から足先までスッポリ包み込む/

\頭からつま先まで全身を包み込む/

着る電気毛布

着る電気毛布は熱を逃がしにくく、また普通の毛布やブランケットよりすぐ暖かくできるのが特徴。

また、エアコンやヒーターよりも電気代が安く済むので、節電したい方にもおすすめです。

商品によっては「温度調節」「自動オフ」「タイマー」など、電気毛布ならではの機能も。

\360°包まれて全身暖か/

\USB給電で屋外でも使える/

湯たんぽ

容器にお湯を入れて使う湯たんぽ。使い捨てカイロとは異なり、繰り返し使えるエコな暖房器具です。

「エアコンだとのどや肌の乾燥が心配」という方でも、湯たんぽなら安心して使えます!

近年では「レンジで温められるタイプ」「すぐに温めて使える充電式」など、お湯を沸かす必要のない商品が豊富です。

\直火で温め・ベストセラー商品/

\充電式・最大15時間保温/

フットウォーマー・ルームシューズ

足が冷えたままだと内蔵に悪影響を与え、むくみ・だるさ・風邪などの症状を引き起こしやすくなります

体だけでなく、足の冷え対策もしっかり行いましょう。

まるでこたつソックス

足先からふんわりと包み込み、こたつに入っているような心地よい温かさを体感できます。

特殊素材と独自技術によって、冷えやすい足首をしっかりカバー。

フローリングの冷え対策として、ぜひ持っておきたいアイテムです。

\独自の温熱刺激・ベストセラー商品/

フットウォーマー

「スリッパ型」「ブーツ型」「マット型」などのウォーマーに足を入れ、足元を効率良く温めます。

また、下半身をすっぽり包み込んで温めるタイプも。

\いつでもどこでも足元が暖かい/

\体の芯まで暖かくポカポカに/

ルームシューズ

足冷え対策のコストを抑えたいなら、あったかタイプのルームシューズがおすすめです。

スリッパタイプからくるぶしまで覆えるタイプまであるので、使うシーンや環境に合わせて選んでみてください。

\お手頃価格であったか気持ちいい/

\足首まで入る&肌触りふわふわ/

「フットウォーマー」「ルームシューズ」いずれの場合も、清潔に使いたいなら丸洗いできるタイプを選びましょう。

ハンドウォーマー

自宅でPCやスマホを使う機会が多いなら、ハンドウォーマーが便利です。

指先は冷えてしまうものの、手袋を着けたまま細かい作業ができる点は大きなメリットです。

\使い込むほどフィット感アップ/

\指を締め付けないゆったり型/

筆者は自宅でのPC作業が多いので、冬場のハンドウォーマーは欠かせません。

暖房なしで冬を乗り切るグッズ【②部屋用】

暖房なしで冬を乗り切るグッズ【②部屋用】

日本の住宅の多くは、窓・壁・床・天井などの断熱性能が低い構造です。また、すき間が多いため熱と空気が出入りしやすい傾向に。

冬の寒さを軽減するには、部屋自体の対策も重要です。しかし、なるべくお金をかけずに部屋を暖かくしたいですよね。

ここでは、エアコンを使わずに部屋を暖かくするグッズを紹介します。

コルクマット(ジョイントマット)

コルクマットとは、ジグソーパズルのようにはめ込んで敷くジョイント式のマットです。

コルクマットは保温性・断熱性に優れ、さらにはクッション性の弾力や防音効果も備えています。

床のスペースに合わせて自由に組み合わせられ、また1枚単位での交換も簡単。

冬場の寒さ対策にはもってこいのアイテムです。

\リーズナブルな9枚セット/

コルクマットは熱に弱いため、基本的に暖房器具との併用はできません。

冬用ラグ

コルクマットよりも快適さをアップさせたいなら、冬用ラグがおすすめ。

厚みがあり温かさを感じる素材が使われているので、保温性・肌触りに優れています。

北欧風などデザイン性が高いものであれば、部屋をおしゃれにできますよ。

\ふんわり&やわらかで1年中快適/

断熱シート

窓は面積に対して熱を損失する割合が大きく、熱や空気が特に漏れやすい箇所とされています。

暖房を入れても部屋がなかなか温まらないのは、窓から熱が逃げる&冷気が侵入してくるからです…。

そのため、部屋の防寒対策としては優先的に取り組みたいところです。

賃貸では断熱効果がある「二重窓」に変えることは難しいですが、断熱シートであれば窓に貼るだけなので簡単です。

商品によっては「くもりガラスには貼れない」などのケースがあります。
事前に対応している窓ガラスを確認しておき、また窓より大きめのサイズを選びましょう。

\初心者でも扱いやすい水貼り/

\カーテンレールに簡単取付/

断熱シートは100均やプチプラでも購入できますが、しっかり防寒をしたいなら避けるのが無難です。

断熱カーテン

もしカーテンを買い替える予定があるなら、断熱カーテンにする選択肢もあります。(一般的なカーテンの寿命は約5年)

冬向きの保温カーテンもありますが、断熱カーテンであれば夏の日差しも防げるので、1年中活躍します。

中には、洗濯機で丸洗いできる断熱カーテンも。

\丸洗いOKでお手入れ簡単/

また、カーテンと併用して設置できる「断熱カーテンライナー」で対策する方法もあります。

\カーテンと窓ガラスの間に設置/

デスクヒーター(パネルヒーター)

デスク下に設置して、足元をダイレクトに温められるデスクヒーター。

エアコンや電気ストーブより電気代を抑えられるため、在宅でのデスクワークが多い方は注目です。

つま先や足の裏まで温めたい方のために、便利な足置き付きタイプもありますよ。

\じんわり&優しい暖かさ/

\5面式で足の裏まで暖かい/

※冬の時期しか使わないヒーターは、購入よりレンタルを利用する>>方が費用も場所も効率的!

冬だけ使う暖房器具は、買わずにレンタルする選択肢も

冬しか使わないヒーターやストーブは、購入よりレンタルの方が経済的&効率的でお得です。

家電レンタルのメリット

▶家電レンタルのデメリットや利用者の体験談は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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3~4ヶ月レンタルならコスパが良い

家電レンタルは1~2年以上利用を続けると、商品を購入する方が結果的にお得な傾向にあります。

商品レンタル額購入価格の相場レンタル>購入の分岐点
全自動洗濯機1年17,930円
2年22,660円
19,000
~38,000円
約2年
電子レンジ1年7,150円
2年8,910円
8,480
~14,800円
約2年
液晶テレビ1年20,900円
2年26,180円
19,800
~39,800円
約1年

参考:かして!どっとこむ(2025年5月時点)

しかし、利用時期が3~5ヶ月の暖房器具であれば、レンタル総額が商品の定価を超える心配はほぼありません。

季節限定家電を効率的に使える

使う時期が限られている暖房器具を購入すると、オフシーズンは収納場所を圧迫します。

また収納中は、ホコリ対策や湿気対策にも気を配らなければなりません。

その点レンタルなら、寒い時期だけ借りて不要になったら返却すれば済むため、収納場所確保やメンテナンスの手間がすべて不要です。

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処分の手間や費用を省ける

家電を購入するデメリットのひとつが、処分時の費用の手間。

ヒーターを処分する場合は「粗大ゴミ」「買い替え時に処分依頼」などがあるものの、いずれも費用や手続きが面倒です。

しかし、多くのレンタルサービスは自宅集荷に対応していますし、返却費用もかかりません。

粗大ゴミは、料金チケットを買ったり日時を調整したりが割と面倒ですね。

家電レンタルと購入の比較一覧表

暖房器具をレンタルできるサービス一覧

器具の種類特徴おすすめの人
ファンヒータースイッチオンですぐに温風が出る。石油タイプはパワフル、電気タイプは手軽。・帰宅直後にすぐ暖まりたい
・短時間で効率よく暖めたい
オイルヒーター空気を汚さず乾燥しにくい。ゆっくり部屋全体を暖め、静音性に優れる。・喉や肌の乾燥が気になる
・安全性や静けさを重視したい
遠赤外線ヒーター遠赤外線で身体や物を直接暖める。空気を暖めるより、当たっている部分が暖かい。・勉強やデスクワークで足元だけ暖めたい
・トイレや脱衣所などスポット利用したい
電気ストーブコンパクト・安価・軽量で持ち運びやすい。部屋全体は暖めにくい。・ワンルームや狭い部屋で使いたい
・安くて手軽な暖房器具を求める

※価格はすべて税込、料金プランは一例

かして!どっとこむ石油ファンヒーター
30日8,800円
半年11,000円
1年13,750円
オイルヒーター
30日8,360円
半年11,220円
1年14,080円
こたつセット(掛け・敷布団付き)
30日8,800円
半年11,000円
1年13,750円
ホットカーペット
30日7,700円
半年9,900円
1年11,000円

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パネルヒーター
14泊15日5,900円
月額3,500円
遠赤外線ヒーター
月額1,750円
電気ストーブ
15日間8,480円
月額2,100円
こたつテーブル
14泊15日10,800円
月額3,800円
ホットカーペット
14泊15日6,980円
月額3,200円

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▶「暖房器具レンタル」の詳細は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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暖房を使わない人は健康に悪影響?

暖房を使わない人は健康に悪影響?

暖房なしで乗り切れそうなグッズを使っても、室温が低いままだと健康被害が心配ですよね。

ここでは、暖房を使わずにいると体にどんなリスクがあるのか、また解決方法についても併せて解説します。

室温が低いとどんなリスクがある?

WHO(世界保健機関)では、寒さによる健康被害を及ぼさないよう、室内の温度を18度以上にするよう強く勧告しています。

暖房を使わない人の健康に及ぶ可能性がある症状

室温が低いことで考えられるリスクは下記の通りです。

  • 頭痛・めまい・肩こりなどが起きやすくなる
  • 低体温症により、意識がもうろうとする、呼吸・脈拍が乱れる、体の震えが止まらなくなる
  • 寝つきが悪くなり、翌日のパフォーマンス低下につながる
  • 呼吸器系疾患への抵抗力低下、筋力の低下 等

室温が低いままだと、入浴による急な体温上昇で意識障害になり、転倒・溺死を誘発する(ヒートショック)恐れがあります…。

暖房を使わないリスクの解決方法

暖房をなるべく使わずに過ごしたい方は、下記のポイントを頭に入れておいてください。

ポイント

  • 厚着で体を圧迫しないよう、ゆったりした服を着る
  • 首回りや手足には大きな血管が通っているため、冷やさないようにする
  • 入浴時はヒートショック対策を行う(※)
  • 入浴後は髪をすぐに乾かす
  • 温かい飲み物で体内から温める
  • 適度なストレッチやスクワットで血行を促進させる

(※)ヒートショック対策の具体的な内容は、下記をご参照ください。

タイトル

  • 浴室を温めておく(ふたを外しておき蒸気を立てる等)
  • お湯の温度は41度以下に設定、浸かる時間は10~15分程度にする
  • 入浴前に足先~肩までお湯を少しずつかけ、心臓への負担を減らしつつ、体をお湯の温度に慣らす
  • めまい・貧血防止のため、浴槽から出るときはゆっくり立ち上がる

ヒートショック対策として、入浴前後に水分を摂ることも大事です。

暖房なしでも注意すべきポイントは守ろう

近年では、暖房をつけなくても節電しつつ防寒できるグッズが増えています。

しかし暖房無しで体調を崩したら、診察代や薬代など暖房費以上にお金がかかります。

暖房を使わず防寒グッズを利用する場合でも、注意すべきポイントはしっかり意識しましょう。

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