光回線が引けない物件では代わりとなるインターネット回線があるのか、オンラインゲームや動画視聴は快適にできるのかなど悩みますよね。この記事では、光回線の代わりになる方法5選に加え、オンラインゲームにおすすめの代替手段について詳しく解説します。

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光回線が引けない時の代わり5選!レンタル端末なら即使える

2025年12月7日

マンションの事情やエリア外など光回線が引けない物件の場合、代わりとなるインターネット回線があるのか悩みますよね。

動画視聴やオンラインゲームを楽しみたいとき、光回線以外の方法でどれだけ対応できるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、光回線が引けない環境で代わりになる方法5選や、オンラインゲームにおすすめの回線について詳しく解説します。

実際に光回線以外の端末を使用した筆者が、経験談を交えながら紹介します。

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光回線が引けない理由とは?

光回線が引けない理由とは?

建物の構造や設備の制約があるから

古い賃貸物件や建物では、下記のように光ファイバー導入の環境が整備されていない場合があります。

  • 光ファイバーを引き込むための電柱が近くにない
  • 建物内に光ファイバーを引き込むスペースがない
  • 入居者が増設工事を自由に行えない契約内容になっている

築年数が古い物件では、配管の劣化や破損によって光ファイバーを通せない場合も。

提供エリア外だから

光回線のサービスは、地域やエリアによって対応状況が異なります。

特に地方や郊外では、光ファイバー設備の構築が進んでおらず、サービス対象外となるケースも少なくありません。

また都市部であっても、新興住宅地や開発が遅れている地域では同様の問題が発生することも。

もし光回線のエリア内でも、物件のすぐそばに光回線が張り巡らされていないと、導入自体ができません。

管理者や行政からの許可が得られないから

賃貸物件では、オーナーや管理会社が建物の景観を気にしたり、他の入居者への影響を懸念したりで、工事許可を出さないことがあります。

光回線の工事は多くの場合、壁に穴を開けて引き込み作業をします。

また集合住宅では、管理組合での合意が得られないケースも。

さらには、行政が工事に関して規制を設けており、開通工事の許可が下りないことも考えられます。

光回線の代わりに利用できるインターネット回線5選

光回線の代わりに利用できるインターネット回線5選

光回線が引けない場合に代用できるインターネット回線は、主に下記の5種類です。

  • ホームルーター(据え置き型Wi-Fiルーター)
  • ポケット型Wi-Fiルーター(持ち運び向き)
  • CATV(ケーブルテレビ)
  • スマートフォンのテザリング機能
  • 衛星通信

①ホームルーター(据え置き型Wi-Fiルーター)※レンタル推奨

ホームルーターの特徴

ホームルーターは、スマホのようにモバイル回線を利用してインターネットが使える、自宅据え置き型のWi-Fiルーターです。

工事不要でコンセントにさすだけで使え、また複雑な設定も必要なく、電源を入れるだけでWi-Fi利用できるのが魅力。

ホームルーターの特徴

メリット

  • コンセントにさすだけでネット接続
  • 開通手続きや工事が不要
  • 初期設定がシンプルで簡単
  • 光回線より初期費用が安め
  • 引っ越し後もすぐ使える

デメリット

  • 通信速度や安定性は光回線より劣る
  • ヘビーユーザーは速度制限のリスクがある
  • コンセントがない部屋では使えない

光回線に比べると通信速度では劣りますが、多くのホームルーターはデータ容量無制限なので、一般的なネット利用であればそこまで問題はありません。

ホームルーターは光回線の代替手段としてよく使われています。

こんな人におすすめ

  • 開通工事は難しいけど、インターネット速度をより安定させたい
  • 回線の開通工事で業者を部屋に入れたくない、立ち会いたくない
  • 引っ越してすぐインターネット/Wi-Fiを使いたい
  • Zoom会議や動画視聴はあるが、そこまで長時間ではない
  • 機械が苦手で複雑な設定や配線をしたくない
  • 複数人で同時にネットを使うことは少ない

なお、ホームルーターを購入すると40,000~80,000円ほどかかる上に、縛り期間内の解約は残債料金支払いが発生します。

実際に使ってから「やっぱり自分の環境には合わなかった」と後悔したくないなら、まずレンタルで試してみるのがおすすめ。

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②ポケット型Wi-Fiルーター(持ち運び向き)※レンタル推奨

ポケット型Wi-Fiの特徴

ポケット型W-Fiは自宅でも使えますが、基本的には外出先でインターネットを利用するときに便利な端末です。

ポケット型Wi-Fiの特徴

メリット

  • Wi-Fi環境を外出先へ持ち運べる
  • 固定回線やホームルーターより料金が安い
  • フリーWi-Fiよりも安全性が高い
  • 端末や料金プランのバリエーションが豊富
  • 停電時も使える

デメリット

  • 光回線やホームルーターよりも速度制限にかかりやすい
  • 外出先の環境次第では通信が不安定になる
  • バッテリー残量に注意が必要

自宅での使用は、光回線やホームルーターに比べ接続がやや不安定。

自宅よりも外出先で使う機会が多い方におすすめです。

こんな人におすすめ

  • 自宅でも外出先でもWi-Fiを快適に使いたい
  • 自宅や職場以外でも日常的にPCを使いたい
  • 通信速度や容量は通常利用の範囲内でいい
  • 引っ越してすぐインターネット/Wi-Fiを使いたい
  • できるだけ安くWi-Fiを利用したい

ポケット型W-Fiはホームルーターに比べ種類が多いため、自分に適したタイプを決めにくい傾向にあります。

そのため、いきなり数万円を負担して購入する前に、まず短期レンタルで使い心地を試すのもいいでしょう。

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③CATV(ケーブルテレビ)

ケーブルテレビのインターネットの仕組み

物件情報の中に「CATV(ケーブルテレビ)」と記載されている場合があります。

CATVとは、地域ごとのケーブルテレビ局が提供するサービスのことで、地デジやBS・CS放送の電波をまとめて受信可能。

このケーブルを利用して、J:COMなどではインターネットや電話のサービスも提供しています。

CATVは光回線と同じ固定回線ですが、光ファイバーケーブルが途中までしか配線されていないため、通信速度は遅い傾向にあります。

メリット

  • テレビで視聴できるコンテンツが豊富
  • 有線接続で回線が安定しやすい
  • スマホ割引が適用されるケースも

デメリット

  • 光回線よりも速度が安定しない
  • 月額料金が高くなりがち
  • 加入できるネット回線が限定される

こんな人におすすめ

  • インターネットよりもテレビを利用する機会が多い
  • インターネットの通信速度にはこだわらない

④スマートフォンのテザリング機能

テザリングの仕組み

テザリングは、スマホのモバイルデータ通信を利用し、パソコンやタブレットをインターネットに接続できる機能のことです。

外出先でもスマホの電波があれば、パソコンやタブレットなどもインターネットに接続できます。

ただし通信速度は安定しないため、長時間の使用よりも一時的にネット環境が必要な場合に役立つでしょう。

メリット

  • フリーWi-Fiがない場所でも、スマホがあればパソコンをインターネットに接続できる
  • Wi-Fiルーター代わりにも使える
  • ポケットWi-Fiを持ち歩く必要がない

デメリット

  • スマホのデータ通信を使うため、通信速度が低下しやすい
  • バッテリー消費が激しく長時間利用には不向き

こんな人におすすめ

  • 必要なときだけ手軽にネットを使いたい
  • 光回線やWi-Fiルーターの手続きが面倒
  • 荷物を増やしたくない

⑤衛星通信

衛星通信の仕組み

衛星通信とは、人工衛星を介して地球上のあらゆる場所へ通信を提供する技術です。

電波がつながりにくい山間部や離島でも利用できるため、光回線が利用できな地域での貴重な通信手段に。

また災害時に通信インフラが使えなくなっても、衛生通信であれば影響を受けず安定した通信を提供できます。

メリット

  • 光回線設置が難しい場所でも通信を確保できる
  • 高速通信&低遅延で使える
  • 災害時でも安定した通信環境

デメリット

  • スマホで受信するにはWi-Fiルーターが必要
  • 天候や障害物の影響を受けやすい

こんな人におすすめ

  • 光回線やモバイル回線が届かない地域に住んでいる

ホームルーター・ポケット型Wi-Fiはレンタルで試せる

ホームルーターとポケット型Wi-Fiの特徴比較

ホームルーターやポケット型Wi-Fiは、レンタルで必要な期間だけ使用感を試せます。

ホームルーター・ポケット型Wi-Fiがレンタル向きの理由

ホームルーターやポケット型Wi-Fiは初期費用が数万円と高く、光回線と同じくらいかかります。

これらの端末は、建物の構造や周辺の基地局などによって通信速度が変化しやすいため、購入してから後悔する事態は避けたいですよね。

その点レンタルなら、1日400~500円程度から使えるので、費用を大幅に抑えつつ使い心地を確認できます。

ホームルーターとポケット型Wi-Fiの性能比較

「思ったより電波が弱かった」などと感じたら、そのまま返却するだけで済みます。

おすすめレンタルはWiFiレンタルどっとこむ

WiFiレンタルどっとこむでは、ホームルーター・ポケット型Wi-Fiを最短1日からレンタルできます。

WiFiレンタルどっとこむの特徴

1日単位で利用できるため、短期利用から長期利用まで自由に使えます。

本州・四国・九州地方であれば、16時までの注文で最短翌日に到着し、コンビニでも24時間受取可能。

返却方法は「自宅集荷」「ポスト」「コンビニ」「空港」などが用意されているので、忙しい方でも対応しやすいサービスです。

  • 1日単位でレンタルできる
  • 最短当日発送、翌日にお届け
  • コンビニで24時間受取可能
  • 自宅集荷での返却もOK
  • 利用者数累計2,300万人突破

国内WiFiレンタル7年連続No,1

WiFiレンタルどっとこむ


公式サイト:https://www.wifi-rental.com/

光回線が引けない物件でオンラインゲームはできる?

光回線が引けない物件でオンラインゲームはできる?

光回線の代わりに利用できるインターネット回線>>で紹介した方法の中で、オンラインゲームができるものは下記の4種類です。

インターネット回線オンラインゲーム向き
ホームルーター
ポケット型Wi-Fi
ケーブルテレビ
テザリング

この4種類の中でオンラインゲームをするなら、総合的にホームルーターがおすすめです。

ホームルーター

ホームルーター(据え置き型Wi-Fiルーター)は、オンラインゲームに必要な速度目安を満たしています。

また、ホームルーターはLANポートがあり有線接続もできるため、より回線速度を安定させることも可能。

FPS以外のオンラインゲームは、基本的に回線速度が50Mbps以上あれば普通にプレイできます。

より快適に遊びたい・やり込みたい場合は「70Mbps~100Mbps以上」あると安心ですね。

FPS70Mbps以上
FPS以外50Mbps以上

ポケット型Wi-Fiルーター

ポケット型Wi-Fiルーター(持ち運び向き)は室内でも使えるので、オンラインゲームの種類によってはプレイできます。

ただし筆者も実際に試しましたが、ポケット型Wi-Fiルーターは光回線やホームルーターに比べ、通信速度が不安定になりがち。

よって、リアルタイム性が求められるFPSやMOBAゲームには向きません。

データ無制限であれば、長時間プレイが可能な場合もあります。

CATV(ケーブルテレビ)

CATV(ケーブルテレビ)は固定回線なので、無線接続に比べ安定性があります。

ただし、光回線のように光ファイバーが自宅まで通っていないため、特に夕方~夜間など混み合う時間帯は遅延が多くなる傾向に。

また、契約プロバイダや接続環境などによっても品質がばらつくので、プラン内容をよく確認する必要があります。

CATVで通信速度にこだわりたい場合は、FTTH方式(光回線の配線方式)を取り入れているプランを検討するといいでしょう。

テザリング

スマートフォンのテザリング機能でも、オンラインゲームのプレイ自体はできます。

ただし、通信速度が求められるFPS/TPSなどはプレイが困難ですし、ゲームのインストールやアップデートもかなりの時間を要します。

一人でプレイできて対戦機能などがないゲームであれば、テザリングでもなんとか遊べるでしょう。

光回線が引けるかどうか確認する方法

光回線が引けるかどうか確認する方法

引っ越し先で光回線を利用したい場合は「すでに光回線が導入済みか」「回線工事が可能な物件か」を確認しておくと安心です。

物件サイトだけでなく不動産会社にも聞く

光回線が導入されていれば、物件情報の「光ファイバー」「インターネットあり」などの記載で確認できます。

しかし、中には詳細情報を省略している可能性もあるため、物件情報だけでは不十分な場合も。

また物件サイトによって、インターネット環境の表記が異なるケースもある(インターネット完備・インターネット対応等)ので、不動産会社に直接問い合わせるのが確実です。

項目インターネット無料インターネット完備インターネット対応
回線 引き込み済 引き込み済 各部屋へは未開通
プロバイダ 契約済 契約済 個別契約が必要
利用日 即日利用可 即日利用可 開通工事後
利用料金貸主or共益費等基本入居者入居者

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光コンセントが設置されているか

光コンセントは壁面に設置された小型の端子で、光ファイバー回線を接続するためのものです。

壁面に光コンセントがあれば、光回線は導入済みである可能性が高くなりますが、設置されていない場合は追加工事が必要となります。

ただし光コンセントがあっても、下記の2点はチェックしておきましょう。

  • 実際にどのプロバイダが利用可能か
  • 建物全体で光回線に対応しているか

光ファイバーが通っていないのに、光コンセントだけ設置されている場合もあります。

光回線事業者の公式サイトをチェック

光回線事業者の公式サイトを活用することでも、光回線導入済み物件かどうかを調べられます。

NTT東日本

auひかり

この検索機能を使えば、具体的な住所で利用可能かどうかが簡単に分かります。

光回線以外の回線を選ぶ際の注意点

光回線以外の回線を選ぶ際の注意点

データ通信量&速度の制限

光回線以外のインターネット回線の多くは、データ通信量や速度に制限が設けられています。

WEB検索や動画視聴程度であればそこまで支障はありませんが、下記の状況では影響を及ぼす可能性があります。

  • オンラインゲームや動画のストリーミングなど、大容量データが必要
  • 高画質動画の長時間視聴で速度制限がかかる
  • 「データ無制限」と記載されていても、混雑時は速度制限にかかる場合がある

制限がかかる条件やタイミングはサービスによって異なるため、目的に合った通信環境を得られるかどうか、契約前によく確認しておきましょう。

初期費用や月額料金の比較

光回線は工事費用やルーター代など初期費用がかかりやすいものの、長期的な利用を考えた場合、ホームルーターやポケット型Wi-Fiの方が割高になるケースがあります。

光回線によっては、毎月の割引やキャンペーンを適用すれば、長期利用の方がお得になるサービスもあります。

一定期間を過ぎると月額料金が上がる場合もあるので、コストを抑えたいなら条件を細かく確認しましょう。

契約期間や解約時の追加料金等

ホームルーターやポケット型Wi-Fiでは契約期間が設けられており、期間内に解約すると違約金が発生することがあります。

また「毎月割×3年(36ヶ月)で端末代が0円」の条件を2年で解約した場合、残り1年分にあたる端末代を負担しなければなりません。

まとめ

  • 光回線は使えない物件が確実に存在する
  • 代替回線の中で工事不要&即日利用できるのは レンタルだけ
  • ホームルーター&ポケットWi-Fiは「初期費用ゼロ・お試し可能・不要なら返却OK」
  • 在宅勤務・動画視聴・ゲームも対応可能

光回線が引けない状況でも、現代ではあらゆる代替手段が選べます。

ただし、光回線に比べ通信速度や快適さではどうしても劣るため、目的や予算に適した方法をじっくり探してみてください。

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