一人暮らしを始めるとき、購入するか悩みがちな家電のひとつが炊飯器です。
食費節約のためには必要ですが「ご飯をそれほど食べない」「パックご飯の方が早くてラク」「置くスペースがない」などの理由で、購入するほどでもないのでは?という方も少なくありません。
しかし炊飯器がなくても、必要な量のご飯だけを効率的&経済的に摂れる方法がいくつかあります。
この記事では「一人暮らしで炊飯器はいらない&向いている人の特徴」「炊飯器の代わりに電子レンジ・圧力鍋・土鍋・パックご飯の方が適しているケース」などをまとめました。
また、購入の失敗を防ぐためにレンタルで体験する方法も、あわせて紹介します。
この記事を書いた人

- 一人暮らし歴23年
- 家電レンタル8社利用経験あり
- 家電関連記事を200本以上執筆
- 実体験ベースで丁寧に解説
炊飯器がいらないと言われる理由(コスト・スペース・手間)

一人暮らしで炊飯器がいらないと言われる理由は「お金」「場所」「手間」の3つに集約されます。
- 購入費用と電気代がかさむ
- キッチンが狭く置き場所に困る
- 洗浄や管理の手間がかかる
- 毎日は炊かないので非効率
- 炊飯器がなくてもお米は食べられる
- 一人暮らしの生活習慣に合わなくなっている
購入費用と電気代がかさむ
一人暮らし向け炊飯器の本体価格は5,000〜15,000円前後で、さらに保温機能を使えば1時間あたり約1円前後の電気代がかかります。
例えば1日1回・1時間保温すると、月30円×12ヶ月=年間360円の電気代。
加えて購入時の出費を考えると、意外に負担が大きくなります。
一方、鍋や電子レンジなら初期費用は少なく済みますし、パックご飯をまとめ買いをすればコスパは悪くありません。
| 炊飯方法 | 初期費用 | 1食あたり | 電気/ガス代 |
| 炊飯器 | 約5,000円 | 約60円 | 約1円/回 |
| 鍋/レンジ | 約0~2,000円 | 約50円 | 約0.5円 |
| パックご飯 | 0円 | 約100円 | 0円 |
コスト面で見ると、炊飯頻度が少ない人ほど炊飯器は割高ですね。
キッチンが狭く置き場所に困る
都市部のワンルームや1Kに住む一人暮らしでは、キッチンが狭い間取りになっていることが多く、作業スペースも限られています。
またコンロが1口しかなかったり、シンクの隣にまな板を置くスペースすら足りなかったりすることもあります。
そのような環境では、炊飯器を置く場所の確保が難しいケースも珍しくありません。
筆者は、炊飯器を床に直置きしていたこともありました…。
洗浄や管理の手間がかかる
炊飯器を使用後は、内釜・内蓋の洗浄はもちろんですが、機種によっては細かいパーツを分解して洗う必要があります。
また、炊飯後すぐに洗わないとこびりつきやニオイが残るため、洗い物を後回しにしがちな人には向きません。
ズボラな人にとって、炊飯器は「思ったより面倒な家電」と感じられることもあるでしょう。
最近気が付いてしまったのだけど、実は自炊で一番面倒なのって炊飯器の釜を洗うことなのでは??
— masa | D学 | and4C (@MasaDirector) February 10, 2024
炊飯器の釜って大体洗うタイミングが他の洗い物からズレていて一手間増えるんだよなぁ……まぁ私自身はあまり家でお米食べないから頻度は少ないんだけど。
毎日は炊かないので非効率
一人暮らしでは朝はパンを食べ、昼は外食やコンビニで済ませる人が多くいます。
夜だけは自宅でご飯を炊く場合はあっても、週に2~3回程度であれば準備や炊きあがりを待つのが面倒に感じることも。
さらに1回分のご飯量が少ないため、まとめ炊きしても食べ切れず冷蔵・冷凍保存が必要になり、結果として炊飯器の使用頻度が下がります。
1人の1食分だけご飯を炊くのも非効率ですね。
炊飯器がなくてもお米は食べられる
今は「鍋」「電子レンジ」「パックご飯」などの代替手段が十分に発達しており、炊飯器がなくても簡単・清潔にお米を食べられます。
代替手段の具体例
| 鍋炊き | 火加減を調整すればふっくら仕上がる |
| 電子レンジ炊飯器 | 軽くて洗いやすい、一人分に最適 |
| パックご飯 | 温めるだけで失敗ゼロ、保存も長持ち |
| 冷凍ご飯 | まとめ炊きして冷凍、チンするだけで時短 |
近年では冷凍技術が向上し、パックご飯の味や食感も炊きたてに近づいています。
何かと忙しい一人暮らしでは、わざわざ炊くより手軽に温めるスタイルの方が現実的です。
一人暮らしの生活習慣に合わなくなっている
一人暮らしでは、炊飯器を使う機会そのものが減っています。
内閣府の調査でも、20〜30代の単身世帯は外食利用が年々増加しており、自炊よりも弁当・冷凍食品・ウーバーイーツを組み合わせる生活が主流。
「平日は帰宅後に炊く気力がない」「休日もまとめ炊きより冷凍ご飯で十分」という人が少なくありません。
さらに、SNSやYouTubeでは「炊飯器なし生活」を紹介するミニマリストが増加中。
わが家には
— AQUA@ミニマリスト×家事ラク (@AQUA_HOME_) June 6, 2024
『炊飯器』はありません❌
ごはんは
お鍋で炊くので不自由なし🍚
どちらかと言うと
お鍋の方が美味しい😋#ミニマリスト pic.twitter.com/cslWsVTNyt
彼らは「炊飯器を手放したらキッチンが広くなった」「掃除が楽になった」などを発信し、共感を集めています。
ライフスタイルが多様化した現代では、炊飯器が一人暮らしの必需品とは言い切れません。
炊飯器を使うメリット(便利さと安心感)

ご飯を毎日食べる人にとっては、節約のために炊飯器は欠かせません。
また、炊飯以外の料理をこなせる多機能性もあるため、自炊のハードルを下げてくれる家電としても重宝します。
- スイッチひとつで炊きたてが食べられる
- 予約・保温機能で生活リズムに合わせられる
- 炊飯以外にも料理に使えて汎用性が高い
- 毎日お米を食べる場合は節約になる
- 圧力鍋や土鍋より手入れが楽
- 炊飯器があることで「生活リズム」が整う
スイッチひとつで炊きたてが食べられる
炊飯器にお米と水を入れてスイッチを押せば、自動的にご飯が炊き上がります。
忙しい社会人や料理初心者でも失敗がなく、ボタン操作だけで芯のないふっくらご飯が完成。
また、炊いている間に他のおかずを同時並行で進めれば、調理効率もアップします。
レトルトや冷凍ではなく、炊きたてご飯を毎日楽しみたい人にとって、炊飯器は欠かせない家電です。
予約・保温機能で生活リズムに合わせられる
朝に炊きたてのご飯を食べたい場合は、前夜にセットしておけば指定した時間に炊き上げられます。
また不規則な生活を送る人でも、炊飯後にしばらくご飯を保温しておけるため、時間に縛られずに食事ができるでしょう。
活用例
- 朝7時に起きる人→6時30分に自動炊飯
- 夜21時に帰宅する人→20時45分に炊き上がり設定
- 夜食やお弁当の準備に合わせて炊飯予約
機能を柔軟に使える生活スタイルであれば、時間をうまく活用した調理が可能です。
炊飯以外にも料理に使えて汎用性が高い
炊飯器はご飯を炊くだけでなく、煮物・蒸し料理・ホットケーキまで多様なメニューに対応しています。
調理を放置しても焦げ付く心配が少なく、失敗しにくいところも実用的。
ひとつの家電で主食もおかずも作れるため、道具の数を増やしたくない一人暮らしにとっては合理的な選択です。
毎日お米を食べる場合は節約になる
炊飯器があれば、お米をまとめて炊いて冷凍保存できるため、1食あたりのコストを大きく下げられます。
パックご飯は1食100円以上かかりますが、自分で炊けば1食分(150g程度)は約30~50円です。
お米をほぼ毎日食べる生活の場合は、炊飯器を使う・使わないで年間数万円の差が出ることも珍しくありません。
| ご飯の種類 | 1食あたり費用 | 年間コスト(1日1食) |
| 炊飯器 | 約60円 | 約22,000円 |
| パックご飯 | 約100円 | 約3,6000円 |
| コンビニおにぎり | 約120円 | 約44,000円 |
圧力鍋や土鍋より手入れが楽
圧力鍋や土鍋は炊飯の代用品として人気がある一方で、手入れの面では炊飯器より面倒です。
土鍋は焦げつきやすかったり、圧力鍋は分解するパーツが多かったりで、乾燥にも保管にも手間がかかります。
ご飯を毎日炊くなら、手入れの簡単さは重要ですね。
炊飯器があると「生活リズム」を整えられる
炊飯器があると、食生活と生活リズムの両方が安定します。
具体例
- 朝食を取る習慣がつき、出勤前のエネルギー補給になる
- 帰宅後に温かいご飯があることで、コンビニ食に頼らなくなる
- 食事の時間が整うことで、睡眠や体調も安定する
炊飯器でご飯を炊く行為が日常のリズムを作り、1日のサイクルを整える存在にもなります。
\購入前のレンタル体験もおすすめ/
炊飯器・圧力鍋を短期で試せる
炊飯器を持たない一人暮らしのリアル|実例と代用法

炊飯器を持たずに一人暮らしでご飯を食べている人は、どのような代用方法を用いているのか見てみましょう。
ご飯炊きました
— フミ@ひとりご飯研究所 (@fumiringo1) January 5, 2025
ロウカット玄米です
まとめて炊いて小分けにして冷凍してます
糖質制限はじめた時に炊飯器を捨てたので
鍋でご飯を炊いています
意外と簡単だし、早く炊けます
一人暮らしだと保温機能はいらないし
炊飯器って大きいから邪魔 pic.twitter.com/p95uNgI44w
ツイッターお料理部のみんな、ティファールの電気圧力鍋めっちゃええぞ。
— うけう🌙 (@uksncamera) July 3, 2021
一人暮らし炊飯器の代わりで買ったけど、これ買って正解かもしれん pic.twitter.com/4OddVBbPfT
炊飯器なしでご飯を炊く🍚
— 弱虫眼鏡👓 (@Yowamushi_glass) June 24, 2020
鍋で炊くメリットは、こんな風にその日の気分、さじ加減で「おこげ」を再現できるのです。
炊く時間も短いし、シンプルだし、他の料理にも使える、圧力鍋を愛用しています。
一人暮らしの自炊派にもオススメ😆 pic.twitter.com/oSyntqbnZS
ひとり暮らしだと物も食べるものもそんなにいらないから炊飯器あってもお米を綺麗に長期的に保存できる自信ないしな ごはんは食べたい時にスーパーの炊いてあるの買うとか、お弁当屋さんでもごはんだけ売ってるし電子レンジあればサトウのごはん買ってるな
— ぴよ様 (@remone916) June 3, 2025
炊飯器もいらないな
— なかよしさん (@5cc47cc955c944a) June 27, 2018
ラップで包んで冷凍なんてやってられない
そもそもそんなに米食べないし
サトウのごはん1つ常備しておけばよし
関連記事電気圧力鍋はめんどくさい?デメリットはレンタルで試すのもアリ
関連記事便利だけど後悔も?自動調理器のデメリットとレンタル活用法
炊飯器代わりの調理法を比較(電気圧力鍋・電子レンジ・土鍋・パックご飯・弁当箱)
→スマホはスクロールできます
| 項目 | コスパ | 手間 | 味 | 収納性 |
| 炊飯器 | 手頃~高価 | 少ないが 釜が大きい | 安定 |