一人暮らしを始めるとき、購入するか悩みがちな家電のひとつが炊飯器です。この記事では「一人暮らしで炊飯器はいらない&向いている人の特徴」「炊飯器の代わりに電子レンジ・圧力鍋・土鍋・パックご飯の方が適しているケース」「一人暮らしの炊飯器は何合がいいのか」などを詳しく解説します。

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コラム

一人暮らしで炊飯器はいらない?レンジや圧力鍋で代用できる?

2025年6月14日

一人暮らしを始めるとき、購入するか悩みがちな家電のひとつが炊飯器です。

食費節約のためには自炊が必要な一方で「ご飯をそれほど食べない」「置くスペースがない」などの理由で、炊飯器は購入するほどでもないのでは?という方も少なくありません。

しかし炊飯器がなくても、必要な量のご飯だけを効率的&経済的に摂れる方法がいくつかあります。

この記事では「一人暮らしで炊飯器はいらない&向いている人の特徴」「炊飯器の代わりに電子レンジ・圧力鍋・土鍋・パックご飯の方が適しているケース」などを詳しく解説します。

一人暮らしで炊飯器は本当に必要か、それとも代用品で十分なのか、一緒に考えていきましょう。

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一人暮らしで炊飯器は不要?やっぱり必要?

一人暮らしで炊飯器は不要?やっぱり必要?

一人暮らしでは、必ずしも炊飯器を使う必要はありません。

むしろ生活スタイルによっては、持っていることで不便になるケースもあります。

炊飯器は「不要」の理由

  • 毎日は炊かないので非効率
  • キッチンが狭くて炊飯器を置きづらい
  • 炊飯器の手入れが面倒で使わなくなる
  • 予約や保温機能をほとんど使わない
  • 代用品やレトルトご飯で十分代用できる

毎日は炊かないので非効率

一人暮らしでは朝はパンを食べ、昼は外食やコンビニで済ませる人が多くいます。

夜だけは自宅でご飯を炊く場合はあっても、週に2~3回程度であれば準備や炊きあがりを待つのが面倒に感じることも。

さらに1回分のご飯量が少ないため、まとめ炊きしても食べ切れず冷蔵・冷凍保存が必要になり、結果として炊飯器の使用頻度が下がります。

1人の1食分だけご飯を炊くのも非効率ですね。

キッチンが狭くて炊飯器を置きづらい

都市部のワンルームや1Kに住む一人暮らしでは、キッチンが狭い間取りになっていることが多く、作業スペースも限られています。

またコンロが1口しかなかったり、シンクの隣にまな板を置くスペースすら足りなかったりすることもあります。

そのような環境では、炊飯器を置く場所の確保が難しいケースも珍しくありません。

筆者は、炊飯器を床に直置きしていたこともありました…。

炊飯器の手入れが面倒で使わなくなる

炊飯器を使用後は、内釜・内蓋の洗浄はもちろんですが、機種によっては細かいパーツを分解して洗う必要があります。

また、炊飯後すぐに洗わないとこびりつきやニオイが残るため、洗い物を後回しにしがちな人には向きません。

ズボラな人にとって、炊飯器は「思ったより面倒な家電」と感じられることもあるでしょう。

予約や保温機能をほとんど使わない

朝から晩まで家を空ける生活の場合、炊飯器の予約機能や保温機能を活用する機会が意外と少ないです。

朝セットして夜に炊きたてを食べるなどの使い方が難しかったり、また夜遅くの帰宅だと予約した時間とズレてしまったり。

保温機能についても、1人分のご飯であれば都度温めなおしたほうが早い&美味しいと感じる人も多く、結果的に機能を活用しないままになります。

代用品やレトルトご飯で十分代用できる

近年では、電子レンジ用の炊飯グッズやご飯が炊ける弁当箱など、炊飯器いらずの手段が増えています。

さらに「洗い物が少ない」「調理時間が短くて済む」などのタイプが多く、一人暮らしとの相性も良好。

また、パックご飯は種類が豊富で味も向上しており、手間をかけずにすぐ食べれて便利です。

パックご飯を活用した簡単レシピもたくさんあります!

炊飯器は「やっぱり必要」な理由

  • 炊飯以外にも料理に使えて汎用性が高い
  • スイッチひとつで炊きたてが食べられる
  • 予約・保温機能で生活リズムに合わせられる
  • 毎日お米を食べる場合は節約になる
  • 圧力鍋や土鍋より手入れが楽

炊飯以外にも料理に使えて汎用性が高い

炊飯器はご飯を炊くだけでなく、煮物・蒸し料理・ホットケーキまで多様なメニューに対応しています。

調理を放置しても焦げ付く心配が少なく、失敗しにくいところも実用的。

ひとつの家電で主食もおかずも作れるため、道具の数を増やしたくない一人暮らしにとっては合理的な選択です。

スイッチひとつで炊きたてが食べられる

炊飯器にお米と水を入れてスイッチを押せば、自動的にご飯が炊き上がります。

また、炊いている間に他のおかずを同時並行で進めれば、調理効率もアップ。

レトルトや冷凍ではなく、炊きたてご飯を毎日楽しみたい人にとって、炊飯器は欠かせない家電です。

予約・保温機能で生活リズムに合わせられる

朝に炊きたてのご飯を食べたい場合は、前夜にセットしておけば指定した時間に炊き上げられます。

また不規則な生活を送る人でも、炊飯後にしばらくご飯を保温しておけるため、時間に縛られずに食事ができるでしょう。

機能を柔軟に使える生活スタイルであれば、時間をうまく活用した調理が可能です。

毎日お米を食べる場合は節約になる

炊飯器があれば、お米をまとめて炊いて冷凍保存できるため、1食あたりのコストを大きく下げられます。

パックご飯は1食100円以上かかりますが、自分で炊けば1食分(150g程度)は約30~50円です。

お米をほぼ毎日食べる生活の場合は、炊飯器を使う・使わないで年間数万円の差が出ることも珍しくありません。

圧力鍋や土鍋より手入れが楽

圧力鍋や土鍋は炊飯の代用品として人気がある一方で、手入れの面では炊飯器より面倒です。

土鍋は焦げつきやすかったり、圧力鍋は分解するパーツが多かったりで、乾燥にも保管にも手間がかかります。

ご飯を毎日炊くなら、手入れの簡単さは重要ですね。

一人暮らしで炊飯器が「いらない人」「向いている人」の特徴

炊飯器の必要性は生活スタイルによって変わります。

毎日ご飯を食べる人にとっては必需品でも、ほとんど自炊しない人には場所を取るだけの存在になることもあります。

炊飯器はいらない人の特徴

一人暮らしで炊飯器がいらない人の条件

炊飯器はいらない人

  • ご飯を食べるのは週に1〜2回程度
  • 外食が多い
  • 麺類やパンが中心でご飯はあまり食べない
  • 調理家電の手入れが負担に感じる
  • 炊飯器の購入代や電気代を浮かせたい
  • 部屋が狭く家電を最小限に抑えたい
  • レトルトや冷凍のご飯で十分満足できる

これらに該当する人にとって炊飯器は「使わないのに場所を取る」「掃除が面倒」「買ったけど後悔する」などの結果になりがち。

あえて買わずに圧力鍋やパックご飯で済ませる方が、より快適な生活を送れるかもしれません。

炊飯器の代用手段を見る

炊飯器が向いている人の特徴

一人暮らしで炊飯器が必要な人の条件

炊飯器が必要な人

  • ご飯をほぼ毎日食べる
  • 食費をなるべく節約したい
  • レトルトよりも炊きたてにこだわりたい
  • 冷凍ご飯をまとめて作り置きしたい
  • 朝食や弁当用に、定時で炊きあがってほしい
  • 鍋でご飯を炊くより、コンロを別の調理で使いたい
  • 炊飯以外の調理にも活用したい

これらの条件に当てはまる場合、炊飯器があると食生活が安定し、時短や節約の面でもメリットを実感しやすくなります。

20分弱で炊ける炊飯器なら、毎回炊くのも面倒とは感じにくいでしょう。

購入前にレンタルで試すのもアリ

炊飯器を使わない場合の選択肢|代用品まとめ

炊飯器の代わりになる手段
  • 電気圧力鍋
  • 土鍋
  • レンジ用炊飯器
  • ご飯が炊ける弁当箱
  • パックご飯

炊飯器と代用品を徹底比較|味・手間・コスパ・収納性

コスパ手間収納性
炊飯器手頃~高価少ないが
釜が大きい
安定かさばる
電気圧力鍋高価だが
多用途
簡単だが
洗い物が多い
もっちり
仕上がる
比較的大きい
土鍋安価火加減が
難しい
香ばしい鍋と同等
レンジ用炊飯器安価計量・浸水が
必要
普通コンパクト
ご飯が炊ける
弁当箱
中程度時間がかる普通省スペース
パックご飯割高な場合も最も手軽安定
(製品差あり)
ストックで
場所を取る

生活スタイルに合わせて、どこを重視するかで選ぶ手段は変わります。

お米を頻繁に炊かない人には、収納性や手間の少なさが決め手になりますね。

①電気圧力鍋|炊飯も煮物もこなせる万能型

メリット

  • 1台で炊飯・煮込み・蒸し料理など可能
  • 材料を入れてボタンを押せば調理完了
  • 火加減の管理が不要で放置調理できる
  • 加圧調理により時短でやわらかい出来
  • ガス火を使わないため安全性が高い
  • 保温や予約機能付きモデルも多い

デメリット

  • 本体サイズが大きめで収納場所を取る
  • 洗う部品が多く手入れが少し手間
  • 加圧により調理時間が長くなることも
  • 圧力調理中は味見や途中調整が難しい
  • ご飯の食感は好みが分かれる

電気圧力鍋は炊飯だけでなく、材料を入れて放置するだけで、煮込み料理やスープまで自動で仕上げてくれます。

予約機能や保温機能がついているモデルも多く、使い勝手は炊飯器とほぼ同等。

ただし、サイズが大きいため収納スペースが必要だったり、価格帯が炊飯器より高めだったりする点は注意が必要です。

こんな人におすすめ

一人暮らしでも料理を楽しみたい、鍋料理や蒸し調理に挑戦したい

筆者も電気圧力鍋を使っていますが、非常に優秀なので購入価格以上の価値を得られています!

14日4千円~からレンタルも可能

②土鍋で炊く|風味は最強だが取り扱いには難も

メリット

  • 火加減次第でふっくら香ばしく炊ける
  • ご飯の甘みや旨みが引き立つ
  • 炊き加減を調整しやすい
  • 保温性が高く、冷めにくい
  • 炊飯器より短時間で炊ける場合も
  • 鍋料理や煮物にも活用できる

デメリット

  • 火加減の調整に慣れが必要
  • 吹きこぼれや焦げ付きのリスクがある
  • 炊飯中にキッチンから離れられない
  • 保温機能がない
  • 割れやすく、取り扱いに注意が必要
  • 洗う際に重くて扱いにくい

土鍋で炊いたご飯は、香ばしくふっくらとした食感に仕上がるため、炊飯器では得られない魅力があります。

火加減の調整や、炊きあがりのタイミングを見極める手間が必要ですが、慣れれば10分前後で炊き上がります。

ただし焦げつきやすく、鍋底に米がこびりつくこともあり、後片付けに多少手間を要するところがネック。

こんな人におすすめ

ご飯の風味にこだわりたい、週末に少量だけ炊いて食べたい

③電子レンジ用炊飯器|お米を食べる頻度が低い人向け

メリット

  • コンロ不要・火加減いらずで炊ける
  • 価格が安い
  • コンパクトで収納に困らない
  • 分解しやすく洗いやすい

デメリット

  • 炊飯に時間がかかることがある
  • 保温機能や予約機能がない
  • 炊きムラや失敗が起きやすい
  • まとめ炊きには向かない

炊飯器と同じように洗米して浸水させたら、電子レンジで加熱してご飯を炊きます。

浸水や加熱時間の調整にやや慣れが必要ですが、1合程度の少量炊きに適しており、洗い物も少なく済むのがポイント。

リーズナブルな価格なので、失敗しても後悔しにくく安心ですが、機種によってはムラが起きる可能性もあります。

こんな人におすすめ

食べ切れる量だけ炊きたい、たまに炊きたてが食べたい

④ご飯が炊ける弁当箱|省スペースで話題性もあり

メリット

  • サイズが小さく場所を取らない
  • 炊きたてをそのまま弁当箱に使える
  • 一人分の炊飯にちょうどよい
  • デザインがおしゃれで可愛いモデルもある
  • 低価格で購入できる商品が多い

デメリット

  • 炊飯時間がやや長め(30〜40分程度)
  • 炊き上がりの味が炊飯器に劣る場合も
  • 一度に炊ける量が少ない
  • 蒸気が出るため使用中に注意が必要

近年話題の「ご飯が炊ける弁当箱」は1合程度を炊飯できる、USB給電やコンセント式の超小型炊飯器です。

職場で炊きたてのご飯が味わえたり、アウトドアにも持って行けたりと、革新的な選択肢として注目されています。

おしゃれなデザインも多いものの、一度に炊ける量は限られているため、食べ盛りの人には物足りなく感じることも。

こんな人におすすめ

家電を増やしたくない、お弁当を作って持ち運ぶことが多い

⑤パックご飯・冷凍保存|ミニマル派に最適な選択

メリット

  • 電子レンジですぐ温められる
  • 長期保存が可能
  • 洗い物が出ない
  • 常に安定した味と食感
  • まとめ買いにも向いている

デメリット

  • 1食あたりのコストが高め
  • 保存場所がある程度必要
  • 種類によって品質に差がある
  • 電子レンジがないと加熱しづらい

炊飯器も鍋も使わず、ご飯を手軽に用意する方法としてパックご飯があります。

電子レンジで1〜2分温めるだけで完成する手軽さは、忙しい一人暮らしに最適。

長期保存がきくため非常食としても重宝しますが、たくさん買うほどコスパは高くなります。

こんな人におすすめ

炊飯や洗い物の手間を減らし、ズボラに暮らしたい

迷ったらまず試す|炊飯器や電気圧力鍋はレンタルもアリ

レンティオ(自動調理鍋)

「炊飯器が本当に必要か迷う」「電気圧力鍋を使いこなせるか不安」といった場合は、いきなり購入するのではなく、まずレンタルで試してみる方法があります。

格安で使い心地やサイズ感を確かめられるので、特に予算やスペースが限られている一人暮らしでは、非常に重宝します。

家電レンタルのメリット

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炊飯器・電気圧力鍋をレンタルするメリット

  • 自炊初心者でも、機能や使いやすさをじっくり試せる
  • 高機能の炊飯器や圧力鍋も格安で体験できる
  • そのまま購入できるサービスなら、返却や新品購入の手間を省ける
  • 万が一の故障や不具合でも、無料サポートが多い

※価格はすべて税込、料金プランは一例

かして!どっとこむ炊飯ジャー(3合)30日4,400円~
▶公式サイトを見る

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ゲオあれこれレンタル自動調理鍋(2.4L)14泊15日7,980円
電気圧力鍋(2L)14泊15日3,910円
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電気圧力鍋(1.2L)14泊15日4,980円
自動調理鍋(1.6L)14泊15日3,980円
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ラクリアーズ炊飯器(3合)月額1,860円(1年契約、新品)
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自動調理鍋(1L)月額2,900円(1年契約、新品)
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モノカリ電気圧力鍋(1L)14日間5,480円~
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炊飯器をやめても快適に暮らす工夫とアイデア

炊飯器なしでも快適に暮らせる工夫とアイデア

炊飯器がなくても、ちょっとした工夫次第で快適な生活は十分に可能です。

むしろ持ち物が少ない分、部屋のすっきり感や手間の少なさに満足する人も多くいます。

生活感を抑えたキッチンレイアウト例

生活感の出やすい家電が並ぶキッチンも、少ない家電で整えると印象が一気に変わります。

炊飯器なしで整った印象になるレイアウト例

  • 電子レンジをシンプルなラックの中段に設置
  • 上段に食器、下段に収納ケースを配置
  • 家電は白や黒で統一する
  • キッチンツールを吊るさず隠して収納

レイアウトを工夫すれば掃除もしやすくなり、結果的に自炊のハードルも下がります。

省スペースな調理家電の組み合わせ方

炊飯器を持たない場合、代わりの家電を置くのもいいですが、数を最小限にとどめれば効率的な調理環境を整えられます。

電子レンジご飯も調理も1台で対応できる必須家電
電気ケトル湯沸かしだけでなく、袋麺・インスタント味噌汁に活用
ホットサンドメーカートースト、焼き野菜、おにぎり焼きにも使える

これらのアイテムは「収納がしやすい」「見た目がスッキリ」という特徴もあるため、炊飯器の代わりとして導入しやすいでしょう。

まとめ炊き&冷凍で手間を最小化

「たまにご飯を炊くけれど毎日は面倒」という人は、まとめ炊きと冷凍保存をセットで習慣にすると効率的です。

  • 土鍋や電子レンジで2合分だけ炊く
  • 炊きあがったご飯を1膳ずつラップに包む
  • 冷めてからジッパーバッグに入れて冷凍

これだけで、炊きたてのような味が手間なく楽しめます。

電子レンジで1〜2分温めるだけで済むため、朝や帰宅後もスムーズに食事ができます。

SNSでも人気!炊飯器なしの暮らしの実例

SNSでは、炊飯器を持たない「ミニマル暮らし」の投稿が人気を集めています。

炊飯器なし生活4年目。

一人暮らしだとそんなに食べないから、炊飯器があってもお米を綺麗に長期保存できる自信がない。

ラップで包んで冷凍とかやってられないし、サトウのごはんを常備しておけばいい。

一人暮らしの炊飯器サイズに迷う人へ|選ぶときの判断基準

一人暮らしの炊飯器は2合、3合、5合、何合がいいのか

一人暮らしでは、食生活や習慣に合わせて炊飯器のサイズを選ぶ必要があります。

容量は3合?5合?一人暮らしに適したサイズ

一人暮らしで炊飯器のサイズに迷ったら、3合炊きが無難です。

1合でお茶碗約2杯分なので、3合なら2〜3日分をまとめて炊くのにちょうど良い量です。

容量向いている人
1〜2合炊き■1食分ずつ炊きたてを食べたい
■お米を毎日は食べない
■キッチンスペースが限られている
■洗い物や手間を極力減らしたい
3合炊き■1日1〜2回お米を食べる
■週に2〜3回まとめて炊いて冷凍保存する
■弁当用に取り分けておきたい
■調理家電を1台で済ませたい(炊飯+調理)
5合炊き■週末に大量にまとめ炊きして冷凍したい
■筋トレや大食いなどで1回に食べる量が多い
■料理好きで炊飯器でおかずやスイーツも作りたい
■友人や恋人と食事を共にすることが多い

置き場所が確保できないなら、ミニ炊飯器を選ぶのも手です。

予約・保温・調理機能の必要性を見極める

炊飯器の機能には「予約炊飯」「保温機能」「調理モード」などがありますが、使う予定がないものを選んでも持て余してしまいます。

「ご飯しか炊かない」「すぐに冷凍保存する」という人には、シンプル機能のモデルで十分です。

  • 毎朝炊きたてを食べたい人 → 予約炊飯があると便利
  • まとめ炊きする人 → 保温機能は不要
  • 炊飯以外の料理にも使いたい人 → 煮込み・スープ対応の多機能モデルが重宝

無駄な機能を省けば価格も下がりますね。

多機能炊飯器 vs ミニ炊飯器の違い

「炊飯器を買うなら、多機能タイプとミニ炊飯器のどちらが良いか」で迷う人も多くいます。

違いを整理してみましょう。

項目多機能炊飯器ミニ炊飯器
サイズ大きめ(3〜5合)コンパクト(1〜2合)
機能保温・予約・おかゆ・煮物など炊飯のみ or 炊飯+α
価格1万円〜3万円台5千円〜1万円前後
向いてる人毎日自炊、料理も活用自炊少なめ、場所がない

多機能モデルは便利ですが場所を取るので、生活リズムが落ち着いてからの買い替えでも遅くありません。

まずは手軽なミニ炊飯器で「本当に必要か」を見極めるのも有効です。

Q&A|一人暮らしでよくある炊飯器の疑問

よくある質問

炊飯器のサイズはどれを選べばいい?

一人暮らしで無難なサイズは3合炊きです。週末にまとめて炊いて冷凍したい人にも向いています。自炊頻度が低く省スペースを重視するなら、1.5合まで炊けるミニ炊飯器が手軽です。

電子レンジでご飯を炊くのは本当に美味しいの?

電子レンジ用の炊飯グッズを使えば、1合程度なら短時間で炊けます。ただしムラが出ることもあるため、冷凍用のまとめ炊きには不向きです。炊きたてを少量食べたい場合や、ご飯をあまり食べない人には手軽な方法です。

パックご飯って実際コスパ悪くない?

1食150円前後が一般的な価格です。1日1食×30日で約4,500円と考えると、米を炊くよりは割高になります。ただし、炊飯器を使う初期費用や電気代・手間を考えれば「コスパが悪い」とは一概に言えません。

炊飯器が壊れたらどうやって処分すればいい?

自治体の粗大ゴミルールに従う方法と、家電量販店での引き取りがあります。製品によっては「小型家電回収ボックス」に出せる地域もあります。

土鍋や圧力鍋って初心者でもうまく使える?

最近は「炊飯用の土鍋」「電気式の圧力鍋」など、一人暮らし向けの製品が増えています。土鍋なら水加減と火加減にさえ気をつければ、初心者でも香ばしいご飯が炊けます。圧力鍋は電気式だとスイッチひとつで済み、失敗のリスクは低めです。

まとめ

「自炊頻度が低い」「キッチンが狭い」「洗い物を減らしたい」という人にとって、炊飯器は必須ではありません。

電子レンジやパックご飯、さらにはご飯が炊ける弁当箱など、選択肢は意外と豊富です。

迷ったらまずは代用品を試したり、レンタルで使い心地を確かめたりしてみましょう。

炊飯器を買わないという選択が、自分らしい暮らしを作る一歩になるかもしれません。

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