クーラーの代わりになる家電7種を比較し、エアコン以外で部屋や身体を涼しくする方法について紹介します。賃貸でエアコン・クーラーのない部屋で代わりに使うなら、省スペースや静音性も大事。家電ごとの冷え方やデメリットまで知ることで、後悔のない選択ができるようになります。

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コラム

【2025年最新】クーラーの代わりになる家電7種を徹底比較

2025年6月18日

寝室にクーラーがなくて、扇風機だけでは寝苦しい。

賃貸でエアコンを設置できない。代わりになる家電はある?

エアコンは電気代が高いから、涼しくて安く済む家電はないかな?

このような悩みを抱える方が多くいます。

部屋や身体を冷却する家電はクーラー以外にもあるものの「冷却力・使い勝手・電気代・静音性」などに差があります。

家電ごとの冷え方やデメリットまで知ることで、後悔のない選択ができるようになりますよね?

この記事では、クーラーの代わりになる家電7種を比較し、自分の生活スタイルに合った1台を見つける方法について紹介します。

どんな選択肢があるのか、一緒に見ていきましょう。

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【よくある悩み】クーラーがない部屋・冷風が苦手・エアコン代節約

【よくある悩み】クーラーがない部屋・冷風が苦手・エアコン代節約

クーラー代わりの家電を必要とする人は「設置できない部屋の構造」「冷風が苦手」「クーラー代を節約したい」など、さまざまな悩みを抱えています。

エアコンが設置できない部屋

物件の構造や契約上の制約で、下記のようにエアコンを設置できない場合があります。

  • エアコンが付いていない賃貸物件&穴開け工事禁止
  • 実家の2階で窓の形状が特殊
  • 専用のコンセントでないため取り付け不可

このような環境で夏を過ごすには、工事不要の冷房家電(スポットクーラー・窓用エアコン・冷風扇)が便利。

家庭用電源で使え、また室外機の設置が不要なため、エアコン設置が難しい部屋でも導入しやすい利点があります。

クーラーの冷風が苦手

クーラーの冷風が苦手な人は、頭痛・喉の痛み・身体のだるさなどを訴える傾向があります。

特に、就寝中に冷風が直接当たることで体温が急激に下がり、翌朝に体調を崩す人も少なくありません。

そうした人には、エアコンよりも自然に近い涼しさを作る家電(冷風扇・扇風機)が適しています。

ただし湿気が増えるため、除湿機やサーキュレーターとの併用をおすすめします。

▶「除湿機+サーキュレーター・扇風機との併用」は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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寝室で扇風機だけでは耐えられない

寝室にエアコンがない場合、特に真夏の夜は室内に熱をため込むので、扇風機を稼働させても風がぬるく感じてしまいます。

睡眠の質を保つためには、ピンポイントで身体を冷やせる小型家電(スポットクーラー・パーソナルクーラー・氷冷風機)が便利です。

保冷剤や氷を入れるタイプなら、扇風機よりも肌に冷たさを感じられます。

冷房の電気代を抑えたい

エアコンは長時間使うと電気代が高くなるため、なるべくお金がかからない家電を探す人も多くいます。

省エネ性を重視するなら、インバーター式のタワーファンやDCモーター搭載の扇風機などが候補になります。

また、遮熱カーテンや断熱シートなどの簡易アイテムを使えば、室内の熱の侵入を抑えることも可能。

エアコンが壊れたときの代わりが欲しい

エアコンが壊れたとき、買い替えや修理には数日から数週間かかる場合があります。

真夏の時期に冷房がずっと使えないとしんどいので、すぐ使える代わりの家電があると安心ですよね。

エアコン並みに冷えるスポットクーラーや冷風扇は、電源さえあればその日から使えます。

家電レンタルでは、翌日にすぐ発送してもらえるサービスもありますよ。

▶「家電レンタルのメリット・デメリット」は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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エアコンなしでも涼しく保つ3つの基本戦略

エアコンなしでも涼しく保つ3つの基本戦略

エアコンが使えない・つけられない部屋で冷房がなくても、「空気を動かす」「熱を遮る」「身体を冷やす」の3つを組み合わせて実践すれば、体感温度を下げて過ごしやすくなります。

空気を動かす(送風・循環)

風が肌に当たると汗が蒸発しやすくなり、同じ室温でも涼しさを感じられます。

そのためエアコンがない部屋では、サーキュレーターや扇風機が活躍します。

一人暮らしの部屋干しで活躍!サーキュレーターや扇風機

特にサーキュレーターは、室内の空気を循環させる機能に優れているため、冷風扇やパーソナルクーラーと組み合わせれば冷たい空気を部屋中に広げやすくなります。

また窓がある部屋では、サーキュレーターを外向きに置くと排熱ができ、外気との温度差を和らげる効果も。

熱を遮る(遮熱・断熱)

部屋の温度を上げる大きな要因は「窓からの直射日光と外気の熱」なので、エアコンがない環境では熱を入れない工夫が重要です。

その対策として、遮熱カーテンや断熱シートを使う方法が効果的です。

遮熱カーテン太陽光の熱を反射する繊維で、通常のカーテンより室内の温度上昇を抑える効果あり
断熱シート窓ガラスに直接貼るタイプで、日光と熱気の侵入をブロック

両者を併用すれば、日中の室温上昇をかなり抑えられます。

ベランダや窓の外に、風を通しつつ日差しも和らげる「すだれ」を設置する方法もありますね。

身体を冷やす(冷感・保冷グッズ)

室温が高くても、身体を冷やす工夫をすれば過ごしやすくなります。

例えば、接触冷感素材のマットやシーツを使ったり、冷感スプレーや冷感タオルなども手軽で便利です。

ほかにも、保冷剤を首元や脇にあてると効率よく体温を下げられますし、凍らせたペットボトルをタオルで包んで抱える方法も効果的。

手軽な冷却方法を取り入れるだけで、暑さによる疲労や寝苦しさを軽減できます。

家電以外の冷却方法例

クーラーの代用になる家電7種の特徴

クーラーの代わりになる家電7種

クーラーの代わりになる家電は、冷却力・使いやすさ・静音性など製品によって差があります。

代用できる家電7種の特徴を見ていきましょう。

①スポットクーラー:エアコン並みに冷えるが音に注意

メリット

  • エアコンに近い冷却力がある
  • 工事不要でコンセントがあれば使える
  • ピンポイントで冷やせる
  • 使いたい部屋へ移動できる
  • 除湿機能・暖房機能付き機種も

デメリット

  • 動作音が大きい機種が多い
  • 排熱を逃がすダクト設置が必要
  • 電気代が高くなる傾向がある
  • 部屋全体を均一に冷やしづらい

スポットクーラーはエアコンと同じ原理で空気を冷やすため、高い冷却性能を求める人に適しています。

窓用エアコンが設置できない部屋でも使えるので、エアコン代わりの家電として最も冷却力が高い製品です。

一方で、稼働音が大きくなりがちだったり、電気代が高めだったりする点はデメリット。

とはいえ「暑くて眠れない」「熱中症が怖い」といった状況では心強い製品なので、音やコスパが問題ない範囲であれば、エアコンに最も近い快適さを得られます。

②窓用エアコン:工事不要で取付可能なミニエアコン

メリット

  • 賃貸でも工事不要で取り付け可能
  • エアコンと同じく冷却力が高い
  • 除湿や暖房機能を備えた機種もある
  • スイッチひとつで手軽に操作できる

デメリット

  • 窓がふさがり採光や換気に影響する
  • 本体が重く、設置時に体力が必要
  • 窓のサイズが合わないと設置できない
  • 動作音がやや大きめの機種が多い

窓用エアコンは通常のエアコンと異なり、工事不要で取り付けられます。

そのため、賃貸住宅や壁に穴を開けられない物件に住んでいる人にとって、クーラー代わりの選択肢として現実的。

6〜8畳程度の部屋なら十分な冷却力を発揮でき、また除湿・送風機能を備えたモデルもあり、利便性の高い製品です。

ただし、窓枠の形状や高さによっては取り付けが難しい場合があるため、事前の採寸と確認が求められます。

③冷風扇:水を使って涼しさUP、ただし湿気に注意

メリット

  • 水や氷を使って冷たい風を送れる
  • 扇風機より体感温度が下がりやすい
  • 電気代が安く、省エネで経済的
  • 加湿効果があり、乾燥を防ぎやすい

デメリット

  • 湿度上昇で部屋が蒸し暑くなることも
  • 氷・水の補充や手入れの手間がかかる
  • エアコンほどの冷却力はない
  • 部屋全体を涼しくするのは不向き

冷風扇は、水の蒸発を利用して冷たい風を送る仕組みで、扇風機よりも涼しさを感じやすいのが特長です。

氷や保冷剤を併用することで、さらに冷却効果を高めることも可能。

一方で、冷風扇には「湿度を上げてしまう」という弱点があるため、梅雨の時期や気密性の高い部屋での多用は注意が必要です。

小型タイプが多く、音も比較的静かなので、涼しさとコスパを両立したい人は検討する価値があります。

④扇風機・タワーファン:首振り・静音・多機能モデルも

メリット

  • 本体価格が安く手に入れやすい
  • 省電力で電気代が安く済む
  • 軽量で持ち運びが簡単
  • 空気循環や部屋干しにも使える

デメリット

  • 風がぬるく、室温自体は下がらない
  • 真夏の高温時には涼しさを感じにくい
  • 音が気になる製品もある
  • デザインや性能に差がある

扇風機やタワーファンは、非常に手軽で静音性にも優れたクーラー代用家電です。

近年では「首振り範囲が広い」「風量・風質の調整が細かくできる」などのモデルが増えています。

しかし、室温そのものを下げる機能はないため、真夏日では不十分に感じるでしょう。

冷却力を上げたいなら、氷・保冷剤、冷感寝具などとの併用が効果的です。

⑤サーキュレーター:空気循環に特化し併用に最適

メリット

  • 空気循環で室内の温度を均一にできる
  • エアコン・冷風扇との併用で効果UP
  • 小型で場所を取らず収納しやすい
  • 扇風機よりも部屋干しで活躍する

デメリット

  • 単体では室温を下げる効果がない
  • 風が強すぎると不快に感じることも
  • 機種によっては稼働音が大きい
  • 首振り機能がないモデルもある

サーキュレーターは、部屋の空気を循環させることに特化した家電です。

直接身体を冷やす用途には向いていませんが、エアコンや冷風扇と組み合わせることで温度ムラを減らし、効率的な冷却が期待できます。

また、エアコンや扇風機よりも風の直進性が強いため、「廊下から寝室に風を送る」といった使い方も可能。

コンパクトな省スペース設計なので、一人暮らしのワンルームでも使いやすいでしょう。

⑥卓上・パーソナルクーラー:寝床・デスク向きの小型冷房

メリット

  • 机や枕元などピンポイントで冷却可能
  • 小型・軽量で持ち運びやすい
  • USB給電対応の機種が多く設置が簡単
  • エアコンが使えない場所でも使える

デメリット

  • 部屋全体を冷やす力はない
  • 氷や水の補充が必要なタイプもある
  • 加湿効果で湿度が上がることがある
  • 冷却力に限界があり猛暑には不十分

卓上・パーソナルクーラーは、デスクや枕元などの限られた範囲を冷やす小型家電です。

「部屋全体でなく、自分の周囲だけ快適にしたい」というニーズに特化しており、一人暮らしや賃貸住まいにピッタリ。

水や氷を入れて冷風を発生させる「冷却ファン型」と、冷却プレートを使う「ペルチェ素子型」に分かれます。

どちらも部屋全体は冷やせず限定的ですが「ここだけ冷やしたい」という場面では、最も現実的な冷房手段といえるでしょう。

⑦ウェアラブル冷却:外出・在宅を問わず使える新世代グッズ

メリット

  • 屋内外を問わずどこでも涼を得られる
  • 首や顔まわりを集中的に冷やせる
  • 作業・移動中でも両手が空く
  • モバイルバッテリー対応製品が多い

デメリット

  • 長時間使用で冷却感に慣れることも
  • 冷却範囲が狭く全身を冷やせない
  • 髪を巻き込んでしまう可能性がある
  • 首元が冷えて体調を崩す場合もある

ウェアラブル冷却グッズは、首元や背中を冷やすことで身体を直接冷却するアイテムです。

エアコンや扇風機のない環境でも使えるため、通勤・通学・テレワーク中など幅広いシーンで活躍します。

ファン型は風を送ることで汗を蒸発させ、ネッククーラーは体温を直接下げる方式。

注意点としては、屋内使用時に「体は冷えても部屋が暑いまま」という状況になるため、長時間の作業や睡眠には適しません。

クーラー代わり家電7種の「性能・価格・電気代」を比較

クーラー代わり家電7種の「性能・価格・電気代」を比較

冷房家電を選ぶうえで、冷却性能・価格・消費電力・設置のしやすさなどは重要な判断軸です。

ここでは代表的な7種類の家電を、実際に比較しやすいようにポイント別で整理します。

どの家電がどのくらい冷える?冷却性能の実力差

冷却性能の目安として、「どの範囲を」「何度まで」下げられるかが重要です。

例えば、スポットクーラーは6〜8畳程度の部屋を20〜25℃まで冷却できますが、冷風扇はあくまで「涼風」であり、室温を下げるほどの力はありません。

家電冷却範囲室温低下感
スポットクーラー6~8畳
窓用エアコン4~6畳
冷風扇自分の周囲のみ
扇風機・タワーファン涼風の循環
サーキュレーター空気循環
卓上・パーソナルクーラー約0.5~1畳の範囲 低~中
ウェアラブル冷却体の一点(首など)

本体価格・電気代・コスパの違いを表で比較

同じ冷房目的でも、家電によって初期費用や電気代は大きく変わります。

項目本体価格目安消費電力(W)1時間あたり
電気代※
コスパ
目安
スポットクーラー25,000〜50,000円300〜800W約8〜22円
窓用エアコン30,000〜60,000円500〜900W約13〜24円
冷風扇8,000〜18,000円40〜80W約1〜2円
扇風機・タワーファン3,000〜15,000円30〜60W約0.8〜1.5円
サーキュレーター3,000〜10,000円20〜50W約0.6〜1.3円
卓上・パーソナルクーラー3,000〜10,000円5〜20W約0.2〜0.6円
ウェアラブル冷却2,000〜10,000円2〜10W約0.1〜0.3円

※1kWhあたり27円で計算。使用環境により変動あり。

スポットクーラーや窓用エアコンは冷房性能が高い一方で、電気代も比例して上がります。

手軽さと節約を重視する場合は、冷風扇や卓上型の方が適しているかもしれません。

クーラー代わり家電7種、それぞれこんな人におすすめ

スポットクーラー・エアコン並みの冷却力が欲しい
・6畳前後の部屋をしっかり冷やしたい
・工事なしで据え置き型冷房が欲しい
窓用エアコン・エアコンを設置できない賃貸に住んでいる
・部屋全体を冷やしたいが工事は避けたい
・やや高額でも夏を快適に過ごしたい
冷風扇・やわらかく自然な風で涼しくなりたい
・電気代を抑えながら部分的に冷やしたい
・エアコンの風が苦手
扇風機・タワーファン・軽く涼みたい、風通しが欲しい
・寝るときや在宅中の送風用が欲しい
・静音や省スペースを重視したい
サーキュレーター・他の冷房と併用して効果を高めたい
・部屋の空気を循環させて熱を逃がしたい
・洗濯物の部屋干しなどにも活用したい
卓上・パーソナルクーラー・寝床やデスク周辺だけをピンポイントで冷やしたい
・6畳以下の小空間でひとり用冷房が欲しい
・コンパクトで簡単に設置・収納したい
ウェアラブル冷却・通勤・外出中も涼しくいたい
・体の一部(首・顔まわり)だけを冷やしたい
・両手が自由なまま使いたい

どれが自分に合っているか迷う場合は、まずレンタルで試してみるのもおすすめ!次の項目で解説します。

夏だけ使うならレンタルという選択肢もあり

家電レンタルのメリット

家電レンタルとは、必要な家電を一定期間借りて使えるサービスです。

お得ポイント

  • 購入よりも費用が安く済む
  • 即日発送・短期レンタルも有り
  • 気になる家電を購入前に試せる
  • 故障しても無料対応が多い
  • 気に入ったらそのまま購入可も
  • 処分の手間や費用がかからない

注意点

  • 中古品を扱っているサービスが多い
  • 長期利用だと割高になりやすい
  • 自分で機種を選べない場合がある
  • 利用エリアが限られているケースも
  • 利用期間内の解約は違約金発生に注意

レンタル品は中古が多いものの、メンテナンスを徹底しているサービスがほとんどです。

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季節家電×レンタルは相性抜群!

季節家電×レンタルは相性抜群!

家電レンタルは、収納問題を抱えやすい季節家電と相性が良い上に、故障時・処分時の問題もまとめてカバーできる、非常に合理的な選択です。

季節家電×レンタルの利点

  • 使用時期が限定的な家電を使いやすい
    夏しか使わない冷却家電でも、時期が過ぎたら返却すれば済むので、収納場所や手入れの手間が不要です。
  • 短期レンタルはコスパが良い
    1~2年以上のレンタルは購入より高額になりがちですが、3~4ヶ月のレンタルなら商品価格を超えることはありません。
  • 故障時は無償対応が多い
    夏の高温は故障を引き起こす恐れがあるものの、多くのサービスは過失なしであれば無料で対応してくれます。
  • 処分の手間や費用負担がない
    家電は処分時の手続きや出費が面倒ですが、レンタルは大型家電でも家まで引き取りに来てもらえます。
ゲオあれこれレンタル(伝票・梱包用テープ)
配送伝票+梱包用テープ付きサービスもあります。

冷却家電をレンタルできるサービス一覧

※価格はすべて税込、料金プランは一例

かして!どっとこむ■エアコン(6~8畳):30日51,700円~
■ウインドエアコン(冷房専用):30日31,680円~
■扇風機:30日2,200円~
■サーキュレーター:30日6,160円~
▶冷却家電レンタル一覧を見る

関連記事かして!どっとこむの体験レビュー・評判・口コミ
ゲオあれこれレンタル■サーキュレーター:月額1,900円
■除湿機能付きポータブルクーラー:月額1,900円
■コンパクトクーラー:月額6,000円
▶空調家電レンタル一覧を見る

関連記事ゲオあれこれレンタルの体験レビュー・評判・口コミ
レンティオ■スポットクーラー:14泊15日7,980円
■窓用エアコン:月額5,900円
■ポータブルエアコン:3泊4日10,800円
■タワーファン:14泊15日8,900円
■冷風扇:14泊15日6,780円
■ウェアラブルクーラー:7泊8日5,280円
▶冷房機器レンタル一覧を見る

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▶各サービスの詳細は、こちらの記事で詳しく解説しています。

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家電だけに頼らない!併用したい冷却グッズ&テクニック

家電だけに頼らない!併用したい冷却グッズ&テクニック

冷房家電だけでは補いきれない場面もあります。

そんなときは、冷却効果を高めるためのグッズや工夫を組み合わせると効果的です。

保冷剤・凍らせたペットボトル・氷

冷気の発生源として「氷」や「保冷剤」を活用する方法があります。

電源が限られる場面では特に重宝するでしょう。

  • 凍らせたペットボトルをタオルで包んで抱える
  • 扇風機の前に保冷剤や氷を置き、冷風を送る
  • 冷風扇や氷冷風機に氷を追加することで冷却効果アップ

100円ショップでも手に入るため、コストをかけずに対策できるのが魅力。

寝苦しい夜は枕元に置いたり、首元を冷やしたりすれば眠りやすくなります。

遮熱カーテン・断熱シート・すだれの活用

外から入ってくる熱を遮る工夫も、冷房効果を高める上で欠かせません。

  • 遮熱カーテンで日差しを反射し、室温の上昇を抑える
  • 断熱シートを窓に貼って、熱気や紫外線をブロック
  • すだれを窓の外側に設置し、直射日光を防ぐ

特に東向きや南向きの部屋では、朝から室温が上がりやすいため、日差しの侵入を防ぐだけでかなり快適になります。

冷感寝具・冷感タオル

身体を直接冷やすグッズを活用することで、冷房に頼りきらなくても涼しさを感じやすくなります。

テレワークの人は、枕にも椅子にも使える冷感グッズが便利です。

  • 冷感のシーツ・敷パッド
  • 冷感枕
  • 冷感タオル

\枕・椅子・体に使えるマルチタイプ/

使用シーン別・おすすめ家電の使い方実例

使用シーン別・おすすめ家電の使い方実例

部屋の広さや利用目的によって、選ぶべき家電や使い方は異なります。

ここでは、生活スタイルに合わせたおすすめの使い方を紹介します。

就寝中|音と風を抑えてぐっすり眠るには

睡眠中に冷房家電を使うなら、静音性とやさしい風がポイントです。

強すぎる風や騒音は眠りを妨げてしまうため、下記のような工夫がおすすめ。

  • 静音設計のタワーファンを遠くに置き首振り運転
  • タイマー機能付き冷風扇を眠りにつくまで運転
  • 冷感寝具を併用し冷風の依存を減らす

テレワーク・勉強時|集中力をキープする冷却法

勉強やデスクワークでは、作業中の快適さが生産性に直結します。

冷房家電を使う際は、足元・背中・顔まわりを涼しくすることが効果的です。

  • デスク下に静音サーキュレーターを設置し、空気を循環
  • 卓上クーラーでピンポイントに冷却
  • 保冷剤を椅子の背もたれに差し込み、背中の熱を放出

扇風機の風が強すぎると、紙が飛んだり肌が乾燥したりするので、風量調整や角度の工夫も忘れずに行いましょう。

ペット・子ども|安全性の工夫

ペットや小さな子どもがいる家庭では、安全性と熱中症予防の両立が求められます。

高温多湿の環境は命に関わるため、冷却対策は特に重要です。

  • 冷風扇は床置きせず、台に乗せて安全を確保
  • ペット用クールマット・ジェルマットの併用
  • 網目の細かい扇風機カバーを装着し、ケガを防止

また、冷房家電は人がいなくても稼働させるケースが多いため、タイマー設定や熱感知機能がある製品を選ぶと安心です。

一人暮らし|最小限の涼しさを得る方法

6畳前後のワンルームでは、スペースとコストを両立させた冷却対策が求められます。

ピンポイント冷却と空気の入れ替えを組み合わせて、涼しさを確保しましょう。

  • 卓上冷風機で寝床やデスク周辺を冷却
  • サーキュレーター+窓開けで夜間の外気を取り入れる
  • クーラー代わりに家電をレンタルし、収納スペースを節約

一人暮らしで収納場所が限られている場合は、シーズンオフの処分やレンタルの活用も検討してみてください。

自分に最適な1台を見つけて、今年の夏を快適に過ごそう

夏を快適に過ごすためには、自分の生活環境や体質に合った冷房家電を見つけることが大切です。

また、クーラー代わりの家電に頼るだけでなく、熱を遮ったり身体を冷やしたりする工夫も効果的。

この記事を参考に、必要であればレンタルや冷却グッズもも活用しながら、今年の猛暑を少しでも快適に乗り切ってください。

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